――心の中ではなにを思ってもいいけれど、行動には出すなと。
碧那 男性ってやっぱり女性よりも性欲が強いと思うんですよ。街中にビデオボックスがあったり、風俗店だってたくさんあるし。そういう、男性向けのお金で解決できる性的なコンテンツやお店が存在することは仕方ないし、フェチとかの感性だって否定はできない。わたし自身もAVでニッチなジャンルを知って、「こういうのも好きだな」って思ったことがある。だから、邪魔する必要もないですよね。性的なものをまるっきり規制をしてしまったら、それを発散する場がなくなってしまうので、完全になくなってしまうのは怖いと思いますね。
フェミニスト宣言をした真意
――突然フェミニスト宣言をしたのはどういった心境からですか。
碧那 もともと、AV女優としてデビューをした当時からフェミニスト的な思考は持ち合わせていたんです。Xで流れてくるポストの影響かもしれません。でも、ことさらにアピールしたりはしていなかったんです。けれども「フェミニストである」と思い切ってポストしたのは、最近、デビューされた元バレリーナの女優さんがSNSで話題になったことがきっかけです。
――AVでバレエをしていた経歴をアピールすること、そしてバレエのレオタードを着用してAVに出ることで、子どもも含むバレエをやっている女性たちがエロい目で見られる被害に遭う可能性があるとの批判で炎上した件ですね。
碧那 その炎上を見て、現実の女性を傷つけるのはよくないよねっていう気持ちでポストしたんです。AVはちゃんとエンタメとして楽しんでほしいっていうことをどうしても伝えたくて。だからわたしはフェミニストですが、男性が嫌いとかはまったくないです。
――現実と作り物はわけて考えて楽しんでほしいと。
碧那 そうですね。わたしもバレエをやっていた経歴があるんですが、バレエで鍛えた柔らかさで身体の曲線が見えやすいから官能的に見れるっていう側面はあるし、そこはエロいと思う男性の気持ちもわからないではない。ただ、小さい子どもにおじさんたちが集っているのとかは嫌です。
――そこはやっぱり行動に出すなっていうことですよね。
