石油関連だと当然、ガソリンの値段もバク上がりします。かつ、高市財政では28年度から、日本の地球温暖化対策として炭素税が改正・拡充されていく予定。そのため、いまの価格にさらに税金が上乗せされる模様です。
現在はガソリン補助金が出ていて、「高市さんありがとう!」となっている国民が多いですが、それも今年4月末で一旦終了予定とされています。おそらく、いったんは助成金を出すことで、その後の値上げに国民をうまく誘導するためのワンクッション的な措置だったと捉えるべきでしょう。専門家によると、ガソリンのセルフ保管は40リットル以内、半年以内には使い切るべきとされているので難しいところではありますが、可能な範囲で自宅に確保しておくのがおすすめです。
そして、庶民の小さな贅沢として欠かせないタバコに関しては、現状の政策の予定ではほぼ確実に値上げします。高市財政ではすでに、2026年以降、加熱式たばこを中心に段階的な増税が予定されており、主要銘柄が600円台後半〜700円近くまで値上がりする可能性が出ています。しかも、27年から3年かけて紙巻きも段階的に増税されるとか。いつも500円台で据えていた銘柄が、軽く100〜200円値上げしてもおかしくないです。これを機にたばこを捨てるか、「俺は1000円でも吸う」と覚悟を決めるか、決断のときが迫っていると思ってください。……にしても、喫煙者をいじめすぎですよね。
もうひとつ、このままいけば値上げされてしまうのがほぼ確実な身近なものとして、薬が挙げられます。対象は、市販薬と成分がほぼ同じ処方薬=OTC類似薬77成分・約1100品目。いままでは薬価の1〜3割が自己負担額でしたが、今後はそこに、薬価の4分の1程度を「特別料金」として上乗せするような施策が来年4月から始まります。子どもやがん患者への追加負担は求めない方針とのことですが、花粉症に欠かせない「アレグラ」や「ロキソニン」などのメジャーな薬が値上がりしてしまうので、もし病院に行く機会があったらいまのうちに多めに処方してもらったほうがよいかもです。
家電もスマホも家までも値上げ
高市政権では、家電の値段も釣り上がる傾向なので、今のうちに手に入れておいたほうが良いでしょう。
一番の理由としては、家電は輸入部品の塊だから。半導体、液晶、モーター、電池、レアメタルなどはすべて、輸入部品の割合が非常に高い製品です。前述の通り、高市政権が円安容認の路線を取ると、やはり輸入部品価格が上昇し、結果的に家電価格も跳ね上がります。
実際、すでに日本の家電は値上げトレンドになっており、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビなどは毎年数%ずつ値上げしています。
かつ、今後さらに値上げする見込みも。現政権では半導体を国家安全保障の中核と位置づけています。これまで主に中国や台湾で作られていた半導体を、今後は国内にも工場をつくろうというお話です。そのため国内半導体投資やサプライチェーン再編が進む可能性が大。ただ、半導体工場は建設に1〜3兆円かかる高価な代物なうえ、国内人件費もかかるとなれば政府の補助金などではまかないきれず、家電の値段に直結して値上がるという見方があるようです。
同様の理由から、スマホやパソコンの高騰も必至なよう。スマホは半導体・OLED・レアメタル・カメラ部品が、パソコンもCPU・GPU・メモリ・SSD・液晶・バッテリーなどが輸入資源なので、円安の影響を直撃してます。すでにiPhoneの値段はここ10年で2倍ほどになっていますし、パソコンも2022〜24年で価格が約20%上昇してしまっていたので、今後もこの流れは強まっていくはず。早めに買い替えておくのがよいでしょう。
