轟太一(『虎に翼』の登場キャラ):サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載10
第10回 轟太一(『虎に翼』の登場キャラ)欧米で10年代から使われるようになった「woke」というスラングをご存じだろうか。全雑誌の中で最も知性が高くて最も上品で最も教養のある『実話BUNKA超タブー』の読者の皆様に今さら説明するのも野暮とは思うが、直訳すると「目覚めた」ということであり、転じて「社会問題に対する意識が...
『ボーイフレンド』の出演者:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載9
第9回 『ボーイフレンド』の出演者ネットフリックスの新番組『ボーイフレンド』が評判を呼んでいる。日本で初めての、同性同士による恋愛リアリティ番組である。素敵な一軒家に素敵なゲイや素敵なバイセクシャルの若者9人が集い、素敵なカフェトラックを一緒に運営しながら1カ月間の素敵な共同生活をするという設定だ。私としては、労務者風...
頂き女子りりちゃん:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載8
第8回 頂き女子りりちゃん私はこの連載のネタ、というか世の中の森羅万象を、あらゆる情報と感情の下水道旧ツイッターことXという仮想現実から主に摂取しているのだが、最近はLGBTQよりも、キャバ嬢や風俗嬢やホストや弱者男性やパパ活おじについてばかり詳しくなってしまって困っている。Xという下水道から最近はそういう汚水しか流れ...
大谷翔平:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載7
第7回 大谷翔平『実話BUNKA超タブー』を読んでらっしゃる中年弱者男性にはマジどうでもいいだろう最近のLGBTQニュース!札幌高裁にて、「同性婚を認めないのは違憲状態」という判決が出ました!まったく同性愛者の奴らってば、私たち中年弱者男性が日々低賃金にてブラック企業にこき使われ、ボロボロの身体で狭いアパートに帰宅して...
松本人志:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載6
第6回 松本人志困った!LGBTQの話題がここ2カ月ほど見つからない!紅白の再結成クイーンのアダム・ランバートが必要以上にオネエ丸出しだったとか? 通常運転だからどうでもいい! フランスで34歳の同性愛者の首相誕生とか? 特権階級エリート白人ムカつくよねで終わり!世の中のホモレズ両刀オカマの皆さん、いったいどうしたのー...
山川純一:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載5
第5回 山川純一一般社会でゲイがオープンであろうとすると、道化、つまり笑いものの役割を担わざるをえないことが多い。芸能界でこれまでオープンリーゲイだった人たちを考えても、道化であったパターンが大半ではなかろうか。同性愛者は当たり前に存在するが、当たり前の存在ではない。多くの同性愛者はそれを隠して生きているからだ。未だ世...
東山紀之:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載4
第4回 東山紀之桜庭ななみが結婚してしまった。LGBTQに全く関係なく、しかも芸能ニュースとしてこれ以上はないほどに地味な話題で申し訳ない、というのも桜庭ななみに思い切り失礼な話だが。ただ、彼女が所属する事務所スウィートパワーは、なぜかは知らないが、女版ジャニーズと言われたことがある。なぜかは知らないのだが。以前、その...
ryuchell:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載3
第3回 ryuchell性は多様だ。ストレート、バイ、ゲイときっかり分かれているわけではなく、その間はグラデーションになっているのだ。ゲイでありながらも、その当たり前の事実が飲み込めたのは、比較的最近だった。なぜなら私はゲイの中でも最右翼、根っからのドホモだからである。スーパー銭湯やサウナで目の前を通り過ぎる様々な陰茎...
鳥羽周作:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載2
第2回 鳥羽周作ツイッターに「ゲイ界の橋本環奈」というパワーワードがトレンドにあがっていた。広末涼子とレストランsio経営シェフの鳥羽周作の不倫騒動の第一報であった。その鳥羽周作がゲイ界の橋本環奈と呼ばれてるとして、バズっていたのである。その発端は、ひょっとしたら私かもしれない。鳥羽シェフをテレビで初めて見かけた瞬間、...
ジャニー喜多川:サムソン高橋「ハッテン場から愛をこめて」連載1
第1回 ジャニー喜多川ゲイライターのサムソン高橋と申します。この連載では昨今巷を騒がせているLGBTQ関連の話題について適当に語らせていただきます。記念すべき初回は特にメジャーなLGBTQ人物を取り上げたいと思います。ジャニー喜多川である。少年に対する性加害という犯罪行為を半ば公然の秘密として見過ごしてきた私たちマスコ...