杉作J太郎

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連載

39本目・『野獣死すべし』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載66

39本目・『野獣死すべし』 他人の夢の話を聞いてもつまらないと思いますが書きます。すみません。 夢の中で私は会社員。 なにかの目的で社内でドラマ仕立ての動画を作らなければならなくなった。それもその日のうちに。 動画の中心は松田さんにやってもらおうと思っていた。 なんとなく内容も決まり、いっしょに出てもらう社員も決まり、...
社会

杉作J太郎の今

8月31日に緊急搬送されて入院中の杉作さんから、メッセージをいただいたぞ! 急性心筋梗塞と心不全で入院中です。 早い話がそうとう危なかったようです。 まずは救急隊員のかたがすぐさま心電図をとり、これは!ということになり三次救急の救命救急センターに搬送してくれた。 ここが分かれ目だったと現在お世話になっております担当の先...
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38本目・『祭りの準備』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載65

38本目・『祭りの準備』  山と海がある四国の小さな町。自然も豊かで暮らしている人の表情は活き活きしている。 冒頭、タイトルが出るタイミングで舗装されてない道を走っているボンネットバス。絵の大きさも色も角度もなにもかもが素晴らしい。撮影部の気持ちと才を感じてしみじみする。 そう。 しみじみする。 すべてがしみじみする。...
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37本目・『パッセンジャー』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載64

37本目・『パッセンジャー』 寝るのが遅くなったり。なかなか寝付けなかったり。ある。そんなとき、寝て1時間か2時間しか経ってないのに電話で起こされたりしたことがみなさんはありませんか? 私はあります。 最近、ありました。 電話がかかってきたのは朝の9時でした。 ま、世間一般的には始業時刻だったり早い店なら開店時刻だから...
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36本目・『愛を複製する女』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載63

36本目・『愛を複製する女』 この映画はクローン技術によって誕生するもうひとりの恋人。その恋人との関係を描いた映画である。舞台は近未来。の、ヨーロッパのかなりの田舎町。海沿いの寒村である。 どれぐらい未来かはわからないが主人公の少女が引っ越していく先は日本。東京。72階に住む、という言葉が印象に残る。少女は大人になり海...
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35本目・『妖怪百物語』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載62

35本目・『妖怪百物語』 パッと見には恐ろしいがよく見たらユーモラス、かわいく見えたりもする。でもやっぱり怖い。 いまから50年以上も昔、クリエイターたちは優秀であった。 怖くて不気味なだけならたくさんプラモデルになって小学校の校門前の文房具屋で売られたりはしなかっただろう。 パッケージはやっぱりなんとなく怖いテイスト...
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34本目・『マイノリティ・リポート』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載61

34本目・『マイノリティ・リポート』 親しい友人知人で知ってる人は知ってるのであるが私には予知能力のようなものがある。 若干かもしれないが、たしかにある。 『ワールドトリガー』の迅悠一は未来視という特技(サイドエフェクト)の持ち主だが感覚的には予知能力というよりこちらに近い。 ま、なにからなにまでなんでも未来がわかるわ...
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33本目・『やくざ戦争 日本の首領』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載60

33本目・『やくざ戦争 日本の首領』 1977年当時の超豪華出演者による実録(風)やくざ映画である。 凄まじく演技力及び存在感のある俳優が次から次に登場してくるのでたとえば現代。現代の若者が見てもそりゃあ知らない人だらけ、馴染みのない人だらけかもしれないが異様な迫力と異常なおもしろみの連続に物語を追うよりもその顔、動き...
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32本目・『荒野の処刑』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載59

32本目・『荒野の処刑』 ひとつのクラスに学級委員が20人、そして風紀委員20人ぐらいいる感じだ。いま、たいへんつまらない世の中だと思う。学級委員、風紀委員、あるいはミス〇〇、ミスター〇〇になった知人も多い。そんなに目立ちたいか? そんなに数字が欲しいか? カネが欲しいか? ましてや、なんだろうね。名誉? ほめられたい...
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31本目・『不良番長手八丁口八丁』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載58

31本目・『不良番長手八丁口八丁』 フラワー・メグさん(以下、メグさん)とこの原稿がアップされる金曜日からいっしょにいる。 愛媛県にやってくるのだ。 メグさんとお会いしたのは10年ぐらい前だろうか。8年ぐらい前かもしれない。いまは亡き坪内祐三先輩のおかげで知り合えた。 去年のレコードストアデイにメグさんのアルバムがアナ...
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30本目・『時をかける少女』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載57

30本目・『時をかける少女』 大林宣彦監督にいちどだけお会いしたことがある。 握手をしていただいた。 両手で私の手を包んでくれた。 たいへんあたたかくてじわーっと涙が出てきそうになった。 この映画はそんな映画だ。 大林宣彦監督の映画はハンドメイド。手作り感覚に満ちているがこの映画も例外でないどころか正真正銘の手作り感覚...
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29本目・『コンボイ』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載56

29本目・『コンボイ』 アメリカ版トラック野郎である。 「原作/鈴木則文、澤井信一郎」とクレジットがあってもいいぐらいだが、ない。 ま、映画に限らず音楽や絵画、演劇にスポーツ、刺激を受けたり影響されたりして成立するものだから似るのは仕方ない。それはペキンパーだろうが石井輝男だろうが当然のことなのだ。トラック野郎として登...
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28本目・『黄金バット』:杉作J太郎のDVDレンタル屋の棚に残したい100本の映画…連載55

28本目・『黄金バット』 マーベルのキャラクターにひけをとらない凄い奴が日本にもいる。いや、いた。 その名は黄金バット! おうごんばっと、と発音する。 黄金バット。 口に出すのが恥ずかしいほどに古く感じるのは私が子供のころから知っているからだろう。 もしなんにも知らなければ。いま初めて『黄金バット』という言葉を与えられ...
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