故ジャニー喜多川氏の性加害に関するジャニーズ事務所の記者会見が行われました。この会見の当日、東山紀之氏の性加害を告発する本の記述が拡散されたことで、会見に出席する東山氏がジャニー氏の性加害についてのみならず、自身の性加害疑惑に言及するのかが注目されることとなりました。
東山氏にも向けられた加害の疑惑
故ジャニー喜多川氏の数々の性加害に関して、ジャニーズ事務所が会見を行いました。
会見に出席したのは、藤島ジュリー景子社長、東山紀之氏、井ノ原快彦氏、顧問弁護士の4名。会見で、ジャニー氏の性加害を事実と認め、各々が反省の弁や被害者への救済について言及することに。
東京新聞の名物お騒がせ記者･望月衣塑子さんの演説のような質問や、被害者への救済に関する話の中で、東山氏が、
夢や希望を握り潰された彼らと夢を諦めた僕とで、しっかり対話をするということがいいのかなと思います。
と、ジャニー氏から性被害に遭った人々と、（本人談によれば）性被害を受けずにトップスターに上り詰めた上で社長業に専念することとなった自身とを重ね合わせる驚きの発言も飛び出すなど、色々ざわざわすることの多かった長丁場の会見になりました。
この会見で、ジャニー氏の性加害の話とともに、一部で東山紀之氏が注目されていました。この記者会見の当日、元ジャニーズ所属タレントによる暴露本の中での、東山氏に関する記述がにわかに広まってしまったためです。
その暴露本とは『Smapへ-そして、すべてのジャニーズタレントへ』。本には、東山氏は過去、ジャニー氏の威光を笠に着てパワハラやセクハラと思えるような行為を行っていたことが書かれており、特に下記の記述がSNS上を賑わしました。
Jr.たち数人で食卓を囲んでいた時、目の前の皿に、おもむろに自分のむき出しの性器をのせて「僕のソーセージを食え！」と命令したのだそうだ。
これを受けてかプロインタビュアーの吉田豪氏も、東山氏の新社長就任を報じるヤフーニュースに、
いまこのタイミングで彼を新社長にしたらまず確実にややこしいことになると思ってます。
とコメントしていました。そのためジャニー氏の性加害の件はもちろん、東山氏についての疑惑を尋ねるメディアはあるのか、また尋ねられたら東山氏はどのように答えるのかについても、にわかに注目が集まっていました。というわけでジャニーズ事務所の記者会見において、自身の疑惑に関して、東山氏がどのように答えたかをまとめていきたいと思います。
