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ジャニーズ事務所の記者会見で東山紀之は自身の疑惑にどう答えたのか

社会
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とはいえ、これではやはり納得しなかった記者もいるようで、その後も、度々東山氏の疑惑への質問が出てくることになります。

質問者:木山将吾氏が2005年に発表した書籍『Smapへ-そして、すべてのジャニーズタレントへ』には東山さんについての記述がありますが、ここに書かれているのは事実ですか?

東山:僕はその本をちょっと読んでいないので、きちっと分かりませんが、事実ではないと思っております。 書籍になった場合、やはりある程度のことを書かなければいけないのかなとも思いますので、どうしてもやっぱり噂だったりそういうもので、見られることも多々ありますので、それに関してはちょっとわかりかねます。

本のタイトルを出して、記者が尋ねましたが、読んでいないのでなんとも言えないという返答。それからまたしばらく他の質問があった後での下記のやりとり。

質問者:(中略)それから、東山さん、井ノ原さん。特に東山さんはですね、先程から非常に良いお話はたくさんしていただいてるんですが、 ご自身のセクハラ、パワハラに関連するようなお話になると『Smapへ-そして、すべてのジャニーズタレントへ』の話も読んでないのになぜ虚偽だと思うか、中身も読まずになぜわかるのかなと思いますし。

東山:ネットで見ました。

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質問者:(中略)元タレントたちがこういう被害が遭って何十年経っても苦しんで、薬を飲んだり、自殺未遂を犯したり非常に追い込まれてるし、やはり現役のトップスターである皆さんたちが果たしてどうだったのかと。そして、その課題についてそれを耐えることをしなければやはりスターという道が見えなかったのではないかとか(中略)その加害の延長としてこの本に記載されてるようなある種の課題ということを連鎖的にやってしまったんじゃないかなという気がします。なのでもう少し正直に、どういったことをお2人がデビュー前から、ジャニーさんそしてメリーさんという二大独裁体制の中で、そのときはしょうがないと思ったかもしれないけれど、今全てがいろんな形で洗いざらいで出てる中でどういう風に過去を振り返るのか。今最前線で活躍してるお2人が、ある種どうだったかというところについてはもう少し踏み込んで真実を語っていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

東山:もちろん覚えてることと覚えてないことがありまして、日常生活の中でダンスレッスンであるとかそういうことも含めて、みんなと一緒にいたことは多々あると思うんですね。 覚えてないことのほうが、多くてですね、もしかしたらしてる可能性もあるし、もしかしたらしてないかもしれないし、ただやっぱりもちろん若気の至りがあったりそのときの自分の幼稚さであったりとか、そういうものもあったとは思うんですね。ただ記憶をたどっても、ちょっと覚えていないことも本当に多くて、僕もそうだと思うんですけど、多分、いろんなことやってるんだと思います。でも、向こうはすごくよく覚えててくれて、ただこっちは覚えてないみたいな。 僕もやっぱり「あの先輩がこういうことがあった」というのはすごいよく覚えてたりとかするんですけど、あの先輩もよく覚えてなかったりとか。やっぱりなかなか記憶を呼び起こすのが難しい作業でもあったので、実際したかもしれないし、してないかもしれないというのが本当の気持ちですね。

あくまで指導の上のハラスメントについて語っているのか、性加害疑惑について語っているのか、ぼかした答え方ではありますが、先程のきっぱりとした否定から様相が少し変わって、覚えていないことも色々ある、とニュアンスが変化しました。

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