当サイトに似つかわしくないミシュランそして高級蕎麦の記事です。庶民にも理解できる美味の世界をご紹介します。
ミシュランてことはものすごく美味しいはず
そばの歴史は古く、始まりは紀元前3000年ほど前。当初のそばは粉食で、今の麺のスタイルになったのは、江戸から。江戸時代中期頃に、つなぎを使った製麺技術が発達した。客層のメインは町人。庶民がサクッと食べるのに丁度いい食べ物だった。
そんな庶民派のそばも、ミシュランという海外の権威に認められるようになった。ミシュランに選ばれるくらいだから、地域以外の人が食べてもおいしいってことなんじゃないの?
ミシュラン2024年度版では16店舗のそば屋が選ばれたが、そのうち「由庵 矢もり」「蕎庵 三たて」はコース限定で1万3000円以上と我々の手には届かないので、それ以外でおすすめのそば屋を紹介したい。
第3位・江戸蕎麦 ほそ川
1985年に埼玉県吉川市で創業。2003年に現在の両国へ移転。埼玉出身で、生粋の江戸前って感じじゃないが、江戸蕎麦の趣は感じる。店ののれんがバカデカいのもいい。
そばは、まあまあうまい。
ツルシコ系の細麺で、辛口のおつゆは濃厚。独学によるそばで、こだわりも強い。カキが有名みたいなので、次回は是非カキそばも食べてみたい。店主は75歳らしく老い先も短いだろうから、気になる方は急いで行くべきだ。
営業もまちまちで、早めに店じまいをすることもある。行くなら、開店直後をオススメする。