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米軍に焦土にされた悲惨な都市ランキング

社会
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ワースト18位は新潟県長岡市。同年8月1日未明から2日深夜にかけて行われた爆撃で、市長を含む1454人が亡くなった。犠牲者の4分の1は罪なき学童であったという。

ワースト17位は兵庫県明石市。同年1月19日から7月28日までに計6回の空襲を受けて、1464人が犠牲となった。空襲の多くは川崎航空明石工場を狙ったものであったが、6月9日の空襲は明石公園と明石市西部が狙われたので、避難した市民が命を落とすという、無残な事態を引き起こしている。

公園を狙うって、一般市民を殺す目的以外の何ものでもないだろうが!!

明石市は市街地の約61%を焼失させられた。

ワースト16位は福井県福井市。同年7月19日未明から深夜にかけてB29爆撃機127機の集中攻撃による犠牲者は1684人。市街地の84.8%が損壊したという。ほぼ壊滅状態。

この3年後の48年に「福井大震災」が襲い、人災と天災を立て続けに喰らってしまった、つらすぎる地である。

なお、大空襲後の7月30日と8月8日に市内の工場を標的とした小規模な空襲が2回あったのだが、このときに投下された爆弾が原子爆弾の模擬弾だったことが後に明らかになっている。

だから、実験は自分の領地でやれよ! クソがっ!!

ワースト15位は岡山県岡山市。当時、人口約16万の中小都市であり、狙われる可能性が低いということがあったのだろうか、空襲の情報が間に合わず、警報が発令されずに爆撃が始まってしまったため、1737人もの犠牲者が出てしまった。岡山市を狙った意義について米軍は「たとえ小さな都市でも、戦争遂行上、少しでも重要な働きを果たすものならば、見逃されるとか、無傷でいることはできない。空爆は、更なる警告となるべきものであらねばならない。もしも他の小都市の住民が自分たちの未来は灰色だと思っているのなら、この空襲はそれを真っ黒にするであろう」と。

この、鬼畜めがっ!

ワースト14位は一大軍需工業都市となっていた大阪府堺市。「旧市内は完全に火の海と化し、土居川の水さえ熱湯となり、川面に飛び込んだ人々の死体で埋まり、龍神駅付近においても逃げ場を失った数百人の市民が一団となって焼死を遂げた」と言われる激しい空襲で、1876人が犠牲になっている。

ワースト13位は静岡県静岡市。毎年60万人もの見物客が訪れるという静岡県静岡市の安倍川花火大会は「静岡大空襲」で亡くなった人々の慰霊のために始まった。

終戦の年の6月19日深夜に行われた爆撃での死者は1947人。翌日、焦土と化した静岡市街に飛んできた米軍機がビラをばら撒いたという。

ご馳走の写真が載ったビラには「早く降伏すれば贅沢ができる」との文字。

それを手にした静岡市民の悔しさは計り知れない。

ワースト12位は製鉄所のあった福岡県八幡市。44年6月16日未明に行われた爆撃が、日本の本土への初めての空襲であった。その後も2度。計3回の空襲を受けた八幡市は1996人の犠牲者を出すこととなる。

ワースト11位は戦艦大和も作られ、海軍の主要地であった広島県呉市。計6回の空襲被害で2071人が亡くなっている。『この世界の片隅に』で主人公すずを苦しめることになるのは、呉空襲である。

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