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漫画家・山本直樹はなぜ反表現規制論者に冷ややかなのか【前編】

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――指定を受けるか受けないかって、ある程度は予測できるものなんでしょうか。

山本 指定を受けた『分校の人たち』の2巻はわりと消しが薄いんですよ。で、3巻は完全に白く塗ったのに、これもまたくらったので、完全に目を付けられたなって。もう次あたりから、成人マークつけて消し薄めでいきましょうよっていう話を、編集さんとしています。僕は消しが薄いほうがいいんで。

――なるほど。それにしても連合赤軍事件を扱った『レッド』の後の作品が『田舎』だったのは衝撃でした。

山本 『レッド』の間に、平行して描いてたから。だって『レッド』みたいなのをやっていると、エロネタがどんどん溜まっていくんですよ。大渋滞を起こしてしまうから、それをどんどん出していってる。僕はもう死ぬまで、エロ漫画しか描かないですよ(笑)。

――性描写ももちろんですが、ヒロインのルックスがすごく幼いですよね。非実在児童ポルノや、性交同意年齢の引き上げが検討されている昨今、ものすごく挑戦的だと思ったんですけど、そういう、何かを規定しようとする流れに対しての、アンチテーゼ的なことなんでしょうか。

山本 全然ないですよ。描きたいってだけです。小柄な女の人と、大柄な男の人の組み合わせが好きなんです。それに、作中では何歳か書いていないので、ヒロインの年齢設定がいくつだと判断するかは、皆さん次第ですし。いわずとも、読者に判断を任せられるという漫画の特性をフルに活用しています。

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