2018年9月21日の『FRIDAY』にて、バナナマン日村が16歳の少女に対し淫行を行ったという記事が報じられた。この少女は21歳と偽ってファンレターを送り日村と肉体関係に。関係を深めていくなかで実年齢を伝えても日村は気にしなかったとか。実際に淫行が行われたのは2002年の話で、わりと前の話だが、未成年淫行はパワーワードすぎる。
相方は設楽統。朝の帯番組『ノンストップ！』の司会者である。世間のイメージが良好なタイプのお笑いコンビだから、完全引退の可能性もある。果たして、日村はどう対応したのか？
報道に対して初めてコメントをしたのは、2018年9月21日深夜の『バナナムーンGOLD』。報道があった当日だから、世間の盛り上がりも一番ホットなタイミングのはず。
番組冒頭で、設楽がこう述べた。「日村さん、今週はいろいろとありましたね」すると、日村はこう答えた。「本当にみなさま、お騒がせしてしまいまして申し訳ございません」そして、設楽が「そうですね、しっかりしないとね。お仕事頑張っていきましょう」……以上である。
これほどまでに簡単な謝罪は見たことない。そして、日村に対する炎上はあっさりと鎮火した。
「お仕事頑張っていきましょう」という設楽の発言から考えるに、仕事とプライベートは別だから、特に掘り下げて謝罪するようなことでもないと考えたのか。それにしても奇妙なほどに、これ以降、この事件を誰も話題にしなくなった。バナナマンはホリプロコム所属で、渦中のスピードワゴン小沢と同じ事務所だ。事務所の……ってこともないはずだ。
もしかしたらこのあっさりすぎる謝罪は、好感度タレントのみがなせるテクニックなのかも。「嫌いな芸人ワースト１位」に度々選出される松本人志には難しいかもしれない。
ま、怒って意固地になってる松っちゃんも、らしくて好きだよ！
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文／秋ゲルゲ康
