現在、堂本剛さんは色々と大変な状況にあるだろう。ジャニーズ問題の渦中でもあり、この先の活動をどうするかということもある。自分の大好きなジャニーさんと報道されるジャニー喜多川像の間のギャップで苦しんでいるだろうし、色々言われることも多いだろう。苦しい状況かもしれない。でも、夏菜子と一緒に生きていくならば大丈夫だと思う。百田夏菜子はきっとそんな人だ。
フロム中武の屋上につくられた客席に長く延びた花道状のステージ。一方の端には夏菜子がいて、反対側にはあかりんが立っている。その細いステージをあかりんを目指して連続腕立て前転で進んでいく夏菜子。あかりんの腕の中に飛び込んだ時の夏菜子の安堵の笑顔とあかりんの優しい表情。ほんとに無茶で危険なパフォーマンスだったし、本人も不安はあっただろう。それを乗り越えることができたのは、メンバーやスタッフに対する信頼、なにより向こう側であかりんが待っているということからくる安心感だったのではないか。2人の強い絆がなければ、あんなことはできなかったことだろう。
未だにあの時に見た光景が鮮やかに脳裏に浮かんでくる。何年たっても色褪せない。
あの時のあかりんとの間にあったような信頼関係が剛さんとの間に気づけるのなら、きっと大丈夫だし、こんな人間に言われなくても、それがあるから2人は結婚したのだろう。
百田夏菜子さん、ご結婚おめでとうございます。
〈金曜連載〉
画像／2019年9月3日・『最高の人生の見つけ方』公開初日舞台挨拶（六本木ヒルズアリーナ）
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PROFILE:
ロマン優光（ろまんゆうこう）
ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』（Less Than TV）が絶賛発売中。代表的な著書として、『日本人の99.9%はバカ』『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』（コアマガジン刊）『音楽家残酷物語』（ひよこ書房刊）などがある。
twitter：@punkuboizz
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