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女性に性的搾取されている人々

社会
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ライブパフォーマンスは行うものの、現場を訪れる女性ファンのお目当ては「特典会」。握手やサイン、チェキ撮影はもちろん、ツーショット動画、直筆お手紙、映画館や遊園地でのデート、プチ旅行など。疑似恋愛どころか、ほぼ恋人同然。一般アイドルにはまず望めない「濃厚な接触」もOK。ハグや頬を寄せる程度は挨拶代わり、互いの唇の間に指1本挟んで交わす「指チュウ」もメン地下では定番。

当然だが、メン地下側に相手を選ぶ権利はない。どんなにブサイクでも、どんなに不潔で口臭がきつくても、優しく抱きしめ触れるか触れないかのキスをしなければならない。巨漢女をお姫さま抱っこして腰を痛めても、1円も労災はおりないのだ。

月に数十万円を注ぎ込む女性も珍しくないが、学生は言わずもがな、OLでもそれだけの収入を得るのは難しい。メン地下資金を調達するため、彼女たちが励んでいるのが「パパ活」。体を売って稼いだ金をアイドルに貢ぐ女性の理性のネジがぶっ飛んでいることは少なくなく、推しの自宅やバイト先を特定してストーカー化する者までいるとか。

性的搾取は、麻薬と似ている。一度手を出すと中毒になる。そして、「もっと、もっと」とより強い刺激を求めるように。メン地下の特典で物足りなくなった女性は、ほぼ例外なくホストへと流れる。

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メン地下への揶揄として、「ホストと同じ」という言葉を度々耳にするが、当のホストからしたら「笑わせるな」という話だろう。メン地下の接触プレイが過激化しているとはいえ、同伴、アフター、枕がつきもののホストとは、受ける性的搾取のレベルが違う。客を選べないのは同じでも、我慢してブスと指チュウすれば済むメン地下と異なり、ホストは熟女の股間を喜んで舐めて差し上げなければならない。精神もプライドも、メン地下とは比べられないほどにズタボロだ。

最近では女性用風俗店が増え、女性も手っ取り早く男を買えるようになった。これを「性的搾取」とするかは、難しいところ。女性が従事する風俗産業が「性的搾取の温床」なのか「れっきとした労働」なのかで意見が分かれるように、女性用風俗にも性の「搾取」と「売買」の両面がある。とはいえ、性的サービスを施す男性セラピストや、女性向けAVのイケメン男優らの性が、お盛んな女性たちから「消費」されているのは間違いない。

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「〇〇男子」と括って性的搾取

当人にはそのつもりがないのに、疼きを求める女性たちの妄想によって、性的搾取の対象とされるケースも。

各種の「○○男子」もその好例だ。

爽やかなボーダーシャツに身を包み、荷物抱えて街を走る佐川急便のサービスドライバー。彼らの熱心な働きぶりではなく、青白シャツから伸びる筋肉質の二の腕や首筋に伝う汗に興奮を覚え、「佐川男子」「佐川萌え」と呼んで性的な対象としたのも、妄想力盛んな世の女性たち。萌えなどとソフトな表現にすれば許されると思っているのか、やっていることは「視姦」そのもの。

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