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米山隆一がひろゆきとの“口喧嘩”を振り返る「論破王を論破してしまいました…」

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③については考えても仕方ないところですが、別段ひろゆき氏がそれ程高速で回転しているようにも見えず、これも少なくとも互角であろうと思っていました。

一方で④に関して、ひろゆき氏は正直全然ということについては、それこそAbemaTVや、X上でのレスバから相当な確信がありました。さらに言うとひろゆき氏は、自分が前提となる知識・論理を分かっていないことを分かっていないというか、恐らくは①②③で誤魔化せるからそれを意識しないで済んできたというかで、自分が全く専門性のない分野でも自信満々で口喧嘩を挑んでくるので、私は基本自分のホームである政治の話題からずれずに迎え撃てば、大きなアドバンテージを持てると思いました。

以上の分析に立って私は、①まかり間違ってもひろゆき氏にビビらない(かつては権威をなぎ倒すトリックスターだったひろゆき氏は、今や相手がビビる「論破王」という権威になっていましたから)、②相手が口喧嘩テクニックを繰り出してきたら、それこそが武士に対する礼節という感じで、此方も56年の人生で蓄積してきた口喧嘩テクニックを一片の躊躇もなく繰り出す。③頭の回転は正直出たとこ勝負だが、過去の対戦で大差ないことは体感しているので相手の回転を恐れない。④上述の通りひたすら「政治」という此方の土俵に留まり、他の話題にずらす挑発に乗らない。という戦略を立て、それを実行したところ、本当のところはどうか分かりませんが(そもそも口喧嘩に本当の勝者などいませんが)、見た人の結構多くの割合が、私の「勝ち」と思う結果となった訳です。

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口喧嘩が強くても役に立たないので真似すべきではない

さて、以上の経緯を振り返って思うのですが、

①まずもって討論と口喧嘩は違います。口喧嘩に強いひろゆき氏を口喧嘩のスターとして祭り上げるのは自由でしょうが、それを討論が強い識者かのように祭り上げるTV局のあり様は、いかに視聴率至上主義でスターを欲しているとはいえ、如何なものかと思います。

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