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米山隆一がひろゆきとの“口喧嘩”を振り返る「論破王を論破してしまいました…」

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②お子さんたちは、まかり間違っても、討論に強くなろうと思って、ひろゆき氏の真似をしてはいけません。口喧嘩の手段として真似るのは構いませんが(むしろ有効ですが)、その場合、結構な割合で相手(友人)に嫌われることは覚悟しておく必要があります。尚、大人になってから、真面目な討論の手段としてあれをやったら、余程特殊な状況(自分がひろゆき氏のように、誰にも気を使わないで上から人を馬鹿にしていい立場)でなければ、ダメな人認定されてしまうので、大人は、基本真似をするべきではありません。

③実のところ、①②について私と同様に感じ、ひろゆき氏を過度に持ち上げる風潮を苦々しく思っていた人は相当に多く、それが、今回のReHacQsがこれだけ話題を集め、拡散された理由であろうと思います。TV局の方々、新年を迎えたことですし、その辺のあり様を、今一度見直してみても良い時なのではないでしょうか?

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ところで本稿のタイトルは、編集さんではなく私が「論破王を論破してしまいました…」とつけました。その心は、「我こそが新論破王じゃ、がははは」と言いたいのでもなんでもなく、「正直良い大人の口喧嘩合戦で勝っちゃっただけです…。こんなの、のび太君の射撃の腕前みたいなもので(ドラえもんのこのエピソードは、多くの日本人が知っていると信じております)特段何の役にも立ちません。とほほ」という趣旨です。はい。

 

文/米山隆一
初出/実話BUNKAタブー2024年3月号

米山隆一

PROFILE:
米山隆一(よねやま・りゅういち)
1967年生まれ。新潟県出身。東京大学医学部卒業。独立行政法人放射線医学総合研究所、ハーバード大学附属マサチューセッツ総合病院研究員、おおかた総合法律事務所代表弁護士などを経て、2016年10月に新潟県知事就任。2021年10月、衆議院議員選挙にて新潟5区で初当選。立憲民主党所属。
Twitter @RyuichiYoneyama

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