PR
PR

演者にキモがられないプレゼント:ロマン優光連載280

連載
連載
PR
PR

「演者」へのプレゼントというのは、その「現場」ごとのローカルルールを守っており、渡される本人さえ良ければそれでいいものではある。その現場規模や職種によって違ってくる(例えば、アイドルは現場の規模が大きいところはたいてい食品のプレゼント不可だが規模が小さければ可なところも多い)し、イベントの性質によっても変わるし(小規模なイベントでの差し入れと生誕イベントのような場でのプレゼントは当然違ってくる)、外部から簡単に決めつけられるようなものではないと思う。

一方で、演者側は客からのプレゼントに対して不満を言いにくいので、嫌でも言えない人がいるというのも確かだし、それは意識しなければならない。

外部が勝手に決めつけるのもよくないし、本人が文句言わないからという理由で相手が喜んでいると思うのも変な話で、その狭間で判断していかなくてはいけない話だ。

ビスコというお菓子があるが、知人が行っていた地下アイドルにあれをよく差し入れられている人がいる。それは本人がビスコが好きだと公言した結果なのだが、それを知らない人がみたら安物のお菓子が差し入れられているようにしか見えないので、外部からひどく言われる可能性はある。

PR

「そんな安い菓子が好きとか、オタクの好感度を得ようとして嘘で言っているに違いない!」と思う人もいるだろうし、実際に好感度をあげるために嘘発言する地下アイドルもいるだろうが、世の中、そういう人ばかりではなく、素直な人もいるし、素直な人だから地下アイドルの世界で「アイドル」としてがんばれるというのはあるのである。

それはともかく、外部から見たらプレゼントに値しない安物に見えても、本人が本当に喜んでいる場合もある。

独りよがりになってないか

安くてあまり美味しくない菓子を大量に差し入れしてアイドルに嫌がられているオタクがいて、アイドル本人はそれを言えなくて困っているケースもある。

タイトルとURLをコピーしました