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老人へのバラマキ医療は現役世代の未来を搾取するだけ

社会
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「これに関して、日本のデータを用いて行われた38個の研究をまとめた結果、『大きな健康被害は起こらないと考えられる』ということが分かっています。頻回受診をやめても、寿命延長にはさほど影響しないのです。その結果を受けて75歳以上の高齢者の窓口負担を引き上げることが検討されています」

――その他、老人医療費を爆増させている原因は何かあったりしますか?

「サブスク医療、老体マネロン、青天井医療という三つの医療行為も大きな原因だといえます。これらはまさに負のキングギドラと言える存在です! まずサブスク医療。これは補助金ビジネスの一種です。半永久的に湿布やら同じ薬を貰うのに再診療1回5000円かかります。高齢者である患者の支払額はその1割のみ。残りの9割を国が税金から補填し、医者に支払うという仕組みなんです」

――僕自身、アレルギー薬の処方箋をもらうためにクリニックに通ってます。診療といっても医師と顔をあわせて雑談するぐらい。それと同じですね。では次に老体マネロンとは?

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「これは寝たきり高齢者を身体拘束で拷問延命するものです。回復の見込みがないのに、寝たきりのまま延命させ続けるんです」

――人らしく生きてこそ人生じゃないですか。身体拘束されたままだとQOL(生活の質)もあったもんじゃありませんね。確かにこれは無駄ですね。では3つめの青天井医療とは?

「例えば90歳を超えた高齢者に月300万円超えの先端医療を行うことです。その場合の自己負担額は10万円以下だったりします。延命効果は薄く、しかもこの治療が問題なのは費用が『青天井』だということです。最先端の認知症薬といった新薬はとても高額です。もう自然寿命だという人に先端医療が保険適用されて、それが積み重なったら50兆円どころか80兆円にだって膨れる可能性があります。そうなったら、国家予算を占める割合が肥大化して、とても危険です」

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