PR
PR

春ねむりインタビュー音楽はこの世界とどう向き合うべきなのか

インタビュー
インタビュー社会
PR
PR

――国家論に話は戻りますが、アナーキズムが成立することは想定できますか?

春 想像はできないけど、その気持ちを捨てちゃうとしんどいし、自分が死ぬかもしれないから、信じてはいたいですね。こういう話をすると、「国家がなくなったあとの具体的なビジョンはあるんですか?」と時々訊かれるんですけど、それは議論のすり替えだから、とりあえず黙れ、と(笑)。私は普通に生きてて、国家がないほうがいいと思うからそう言ってるんだし、国家がなくなった後のことは、頭のいい人が考えるから心配すんなって思うんですよね。だから「国家がなくなったあとの対案を出せ」みたいなことを言う前に、「じゃあ国家があったほうがいい理由を話してよ」と思う。そうすると「平和だから」みたいなことを言う人もいるけど、「国家があることで平和じゃない人もたくさんいるけど、それについてはどう思ってるの?」みたいな。そういう建設的な話がしたいんですよね。

 

取材・構成/高木“JET”晋一郎
撮影/武馬怜子
初出/実話BUNKA超タブー2024年3月号


ニューアルバム『INSAINT』配信中


1stフルアルバム『春と修羅』


2ndフルアルバム『春火燎原』

 

月島さくら×ろくでなし子“真のフェミニスト”対談「私たちはなぜフェミニストからもアンチフェミからも攻撃されるのか」

女性の“エロ”の表現者たち座談会 「性表現を嫌悪するツイフェミに思うこと」 大泉りか×神田つばき×ドルショック竹下×マキエマキ

柴田英里寄稿 フェミニズムにとって性行為や性表現は忌むべき存在なのか

タイトルとURLをコピーしました