「プロレス」とたとえることは必ずしも「やらせ」を意味しない
ひろゆきさんは、プロレスという言葉を「エンタメ」だったり「ショー」だったり「キャラクターを演じる」という意味で使っていると思われますが、それを「バカにする」と受け取るのはTAKAさんの被害者意識が強すぎるのではないでしょうか。
おそらく、TAKAさんは「プロレス」とたとえに使われること=「やらせ」とと揶揄されていることだと勘違いして、ひろゆきさんに反論したのでしょう。とはいえ、テレビ番組などでなんらかの役割を演じる人と一緒にされることを「バカにされた」と受け取ることも、それこそテレビ番組の出演者たちに失礼ではないでしょうか。
自分の主義主張と違ったことをテレビ番組で発言することは別に恥ずかしいことではありません。元衆院議員でタレントの杉村太蔵さんは、番組の出演者の意見に偏りがあるときに、反対の意見を言う役割で重宝されているといいます。そこに自分の意見は一切ありません。しかし、それによって番組が面白いものになるわけで、杉村さんは発言によって自身が誤解を受けようが気にせず、身体を張って求められている役割を演じているプロフェッショナルと言えます。
プロレスラーもそれぞれの役割があり、それをまっとうすることがプロフェッショナルです。やっていることは違えど、共通する部分はあるわけで、ひろゆきさんのたとえが的外れだとは思えません。
とはいえ、当事者が「傷ついた」とか「不快だ」とか表明すると、優勢になりやすいのが、ネットの性。TAKAみちのくさんのポストに乗っかって、ひろゆきさんを批判する人が続出します。ひろゆきさんには支持者も多い反面アンチも多いので、なにかひろゆきさんにスキがあれば、ここぞとばかりに叩く人が多いのです。