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サブカルとしてのヴィレヴァン:ロマン優光連載307

連載
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ああいった規模でサブカルチャーにまつわるものをビジネスとして店舗経営していくのはなかなか難しいと思うし、記事を読んで一つの時代の終わりを感じている人も多いのだろうと思う。

記事中でも紹介されていた、日本全国のヴィレッジヴァンガードを一軒ずつ訪れて各店の様子をXで発信している「ヴィレヴァン全店まわるひと」さんの記事への反応に対する一連のポストを読んだり、普段の活動の報告を読んでみると、そういった一般論では何も語れないなと思う。

なにより、ああいった個人の想いに突き動かされた、他人にとっては意味がないかもしれない、現行の「サブカル」的なものの最先端から程遠い彼のやっているような活動こそ、サブカルチャーなのではないかと思う。

 

〈金曜連載〉
画像/Wikipediaより(ヴィレッジヴァンガード、一般的な店舗外観)。

『小山田圭吾 炎上の「嘘」 』を読んだ:ロマン優光連載301
三浦春馬の提灯が100個の怪:ロマン優光連載300
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大森靖子の騒動:ロマン優光連載193【2021年08月20日記事の再掲載】
ダモ鈴木死去:ロマン優光連載278

PROFILE:
ロマン優光(ろまんゆうこう)
ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『嘘みたいな本当の話はだいたい嘘』『90年代サブカルの呪い』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。
X:@punkuboizz

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