その仰木さんに「大阪に帰ってこい。お前の最後の花道は俺が作ってやる」と口説かれて、現役の最後をオリックスで過ごしたのが清原和博。
折角、花道を作ってもらい、美しい形で引退できたのに、2016年に覚せい剤取締法違反で逮捕されてりゃ、どうしようもない。
シャブだけじゃなく、酒も相当好きだったらしく、片岡篤史の150号ホームランのお祝いの席ではワイン24本にドンペリ6本空けたとか、一晩の飲み代の最高額は500万円だとか、伝説は数知れず。
ご存知、選手としての伝説も数知れないのだが、有罪判決が確定したことで野球殿堂入りの候補者から除外されてしまった。もう一人、同じ理由で除外されたのが江夏豊である。
シーズン401奪三振やオールスター9連続奪三振など、記録と記憶に残る名投手であるが、1993年に覚せい剤所持の現行犯で逮捕されてしまった。その所持量、52グラム余り!
1回の使用量は0.02グラム程度と言われているので、とんでもない量だ。阪神時代に主治医から酒、タバコ、女、麻雀のどれかをやめろと言われて酒をやめたのに、シャブをそんなにやっていたら意味がない。
酒をやめた結果、麻雀にはさらにハマったようで、9連続三振を奪ったオールスターの前日も徹夜で麻雀していたという。
当時は週5で徹マンって、アンタは何のプロですかー。
麻雀といえば近鉄のホームランバッター、土井正博。キャリア終盤に指名打者として活躍していた頃、自分の打席が来るまで雀荘で時間を潰していたというから恐れ入る。まあ西武2軍の打撃コーチをしていた89年のシーズン中、麻雀賭博に絡んでいたことが発覚して逮捕されているのだが、何を今さらっていう感じだったであろう。
ちなみに試合中、ベンチからうどんを注文することが何度もあったというが、どんだけ自由なんだよ!
さて、麻雀に話を戻すと、忘れちゃいけない、東尾修。