「アニキ」と呼ばれて多くの選手に親しまれていた、金本知憲。「酒なしでは生きていけない」と一晩でワインを20本空けた後に筋トレをしていたというまさに「鉄人」。しかし一方で、親友に8億円騙し取られるお人好しでもあった。
騙し取られるといえば、新庄剛志。プロの間は母の知人にすべて稼ぎを預けていた。引退するまでに稼いだ44億円。バリ島移住を決心して預金口座を確認したところ、税引きで22億円あるはずの残高が2200万円しかなかったという。
「17年間、預金残高を調べていなかった自分のミス」
彼も相当だが、これが長嶋茂雄ともなると「巨人に入団した際の契約金のほとんどを銀行に預金したが、どの銀行に預金したか忘れてしまった」となる。
天才である。
酒を飲んだら女も抱くのがプロ野球選手。「3日女を抱かないと“タマ”が重くなって腰のまわりが悪くなる」と言って、キャンプのときも現地妻宅からランニングに合流していたのは、「青バット」大下弘。同じくキャンプ時は現地ホステスの家に寝泊まりしていたのが星野仙一である。
ちなみに中日の監督時代、大物ルーキーが知らずにヤクザの組長の女とデキてしまったということで単身で詫びに行く。組員たちに脅されまくったが「カネは一切出さん!」と突っぱねた結果、組長と昼メシを食って手打ちというのだから、もはやヤクザと同レベル!
ヤクザに1億払った監督優勝!
ヤクザといえばレイプ事件の仲裁に現役暴力団幹部が動いたとの報道が上がったのは、立浪和義。
元ヤクザに1億円払ったことを大筋で認めて謝罪もしている原辰徳は、監督に復帰して優勝しています。
旧制中学時代に野球の主審を殴って出場停止処分を受けている、大沢啓二。愛称「親分」は終戦時に進駐軍の兵隊(MP)から食べ物を盗みまくり、発砲されたってもう、レベル高過ぎ。