49本目・『世界忍者戦ジライヤ』
世界の各地で頑張ってる忍者がくんずほぐれつ、敵になったり味方になったりして戦ったり戦わなかったり、悪いやつをやっつけたりする特撮アクションテレビ番組である。
俺はこれがなぜか大好きで。
まあまあの値段はしたが大好きな雷忍ワイルドが入っていたのでソフビ人形のセットも買った。羽田空港の売店で買った。
雷忍ワイルドだけ特別扱いで当時乗ってた自動車のダッシュボードの上に接着剤でくっつけて立たせていた。あとはスマーフが自動車に乗ってるおもちゃもダッシュボードの上にくっつけていた。さみしかったんだろうな。俺は基本的にものすごいさみしがりやなんです。
だからというわけなのかもしれない。俺は孤独な登場人物が好きだ。家族や仲間に囲まれている登場人物はあまり好きではない。囲まれていても折り合いが悪かったりすると好きである。ホームドラマで石立鉄男が演じる主人公などはこれにあたる。
雷忍ワイルドはアメリカからやってきた忍者である。ガンマンである。放浪のアウトロー、ビリー・ザ・キッドの子孫であるらしい。そんな歌も劇中、歌っていた。
全身水色のスーツを着ている。目のところだけが目だし帽のように見えている。
話それるがダッシュボードの上に立っていた人形、水色と青(スマーフ)である。水色、青が好きなのだ。自殺防止の色だとも言われる。たしかに俺は常に精神の安定、安らぎをなによりもたいせつにしている。求めている。