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「この漫画主人公の鬼畜さがとんでもない」劇画狼のTOP3

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2人目は説明不要のロケマサだ。ほぼ全ての立ち振る舞いが鬼畜・外道のロケマサだが、『ドンケツ第二章』12巻にて長年の宿敵・杉田丈二を追い詰め、絶命寸前の杉田が命乞いをした際にキラキラした笑顔で「おまえすっげえゲスやのう! この期に及んでまだ口先だけで乗り切ろうとしてくるか!」「お前の価値を言うてくれ! ゲスの死に様見せてくれ! ションベンまみれのボロ雑巾が魂で奏でる最後のブルースを聞かせておくれ!」は、おもちゃの新しい遊び方を見つけた最悪の子供! という感じで屈指の最悪さだ。今回はこの1エピソードだけの紹介だが、全編通して一切の理屈が通用しないキャラクターなので鬼畜好きな方は一気読み推奨だ。
夜の料理人』の鬼神半次郎はとにかくお仕置きが過剰。毎回何らかの調理に見立てた方法で悪人を裁く「必殺仕事人」系作品だが、悪人を魚の「つぼ抜き」の技法で、『口から棒を突っ込んで内臓をねじり切って口から吐き出させたり、鮎のおどり串に見たてて生き生きした姿で串刺しにしたりと、とにかく「成敗の方法が猟奇殺人!」になっておりエキサイティングこの上ない。後半は成敗方法がややマイルドになるが、女の体を生きたまま漬物にしたりするのでシンプルにひどくて30年以上定期的に読み返している。

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文/劇画狼

画像/『ああ播磨灘(さだやす圭/講談社
初出/『実話超BUNKA超タブー』2026年5月号

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