これまでに数々のラップバトルを勝ち抜き、アンダーグラウンドな雰囲気を纏ったままテレビに登場しては、お茶の間の視線を釘付けにしている呂布カルマさん。
プロフィール欄に「Twitterなんかパフォーマンスだから真に受けんな。」と書かれた彼のX(旧ツイッター)は、しかし度々炎上しています。投稿に対して反論してくる人たちを「哀れな人たち」と一蹴する呂布さんに、フェミニストへの思いや、Xでの発言について伺いました。
PROFILE
呂布カルマ(りょふかるま)
1983年生まれ。愛知県名古屋市を拠点に活動するラッパー。ヒップホップレーベルJET CITY PEOPLE代表。『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日)の2代目モンスターとして出演することで、ラップファン以外からも注目を集め、CM出演、ドラマ主演、地上波バラエティー番組レギュラーなど多岐にわたって活躍している。グラビアディガーとしても有名。
X:@Yakamashiwa
YouTube:【公式】呂布カルマ沼
Instagram:@ryoff000karma
フェミニズム自体は素晴らしい
性にまつわる特集番組『松本人志とLOVEジャーナル』(NHK)を巡って、「#NHKは松本人志氏と呂布カルマ氏の性番組を放送しないでください」と題したオンライン署名に2万筆を超える賛同が集まりました。その話をすると、呂布さんは嬉しそうに「いまワクワクしてるところです」と前のめりになります。
「あの署名活動してたのってMenWithWomenっていうフェミニストに寄り添う男性の集団だってことがわかったんですよ。いままで僕ってフェミニストを散々からかってきて、向こうは本気で怒ってきてるんですけど、フェミニストって弱者である女性側に立っている味方であり、本人たちも弱者そのものっていうポジショニングじゃないですか。彼女たちからすると、男性である僕は男性だっていうだけで強者側なんですよ。だから、僕が彼女たちに何を言っても、回答じゃなくて強者側から弱者側になんか言ってる、弱い者いじめになっちゃう。でもMenWithWomanだったらマジ、ボコボコにしてもいいじゃん。やっとちゃんといじれる相手が見つかったなってワクワクしてるところです」
もともと「フェミニズム自体は素晴らしい考え方」だと思っている呂布カルマさんですが、「SNS上で向こうから一方的に接点を持ってくるフェミニストがあまりにもみんなひどい」ので、そのうちそうしたSNS上のフェミニストを「クソフェミニスト」と呼ぶようになりました。しかし最近は「クソ」を付けることをやめて「フェミニスト」と呼んでいます。