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米山隆一が、意見が違う相手を「レイシスト」と決めつける「リベラル」な人々に思うこと

社会
川口市役所新庁舎
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埼玉県川口市の市議が、リベラルと自認する人々から「レイシストだ」と糾弾される騒動があった。この糾弾に反発してXで持論を展開した米山隆一衆議院議員が、真意を解説する。※本稿は2024年9月に発売の『実話BUNKAタブー11月号』に掲載されたものです。

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1年前の埼玉県川口市議会での意見書が批判を浴びる

もう1年以上前、川口市議会で「一部の外国人の犯罪を取りしまる」ことを求める意見書が、41人中34人が賛成して可決されました。

当時この意見書は、報道もまばらでほとんど注目を浴びなかったのですが、本年7月30日に、立憲民主党がこの意見書に賛成した市議を、次の衆議院議員選挙での公認を内定したと発表した途端、「反差別」を高らかに掲げる「我こそはリベラル!」という人たちから、大きな批判が巻き起こりました。

いわく、「この意見書に賛成したこの市議はレイシスト(人種差別主義者)だ!」「レイシストを候補予定者にする立憲民主党は差別を認める政党だ!」等々です。

この時、立憲民主党に属する私がX(旧Twitter)に「私ならこの意見書に賛成しないし、何となれば文言修正を働きかけるが、しかし、この意見書に賛成したという一事を持ってレイシストと言うのは適当でない」旨投稿したところ、「差別に程度はない! 少しでも差別をする人はレイシストだ!」との非難が殺到したので、「いえ、病気に程度があるように、差別にも程度があります。全ての病気をなくしたいけれどなくせないように、全ての差別をなくしたくてもなくすこともできません。程度に応じた対応が必要です」という旨応じたところ、「差別はゼロにしなければならない! 全ての差別と闘わなければいけない! お前は差別を認めるのか! 立憲民主党の綱領に違反する!」との非難を囂々と浴びましたので、この問題について身近な実例を持って考えてみたいと思います。

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「差別」の根本は「好き嫌い」に基づく感情

さて皆さん、前置きが長くなりましたが、世の中で最もありふれた、最も多くの人が心の奥に持っていて、かつ最も多くの人がその被害を被っている差別は何でしょうか? 勿論様々な意見があると思いますが、私は、それは「容姿による差別(ルッキズム)」だと思います。

その典型的な一例が、私と小泉進次郎さんです。

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