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松浦大悟が解説する東京レインボープライドが炙り出したLGBT運動の矛盾

社会
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今年4月に開催された日本最大のLGBTQ+の祭典「東京レインボープライド」は大きな盛り上がりを見せた。しかしLGBT当事者である松浦大悟氏は、この祭典こそがLGBT運動の矛盾を炙り出すものと語る。いったいどういうことなのだろうか。松浦氏が解説する。

PROFILE:
松浦大悟(まつうら・だいご)
1969年生まれ。神戸学院大学卒業後、秋田放送にアナウンサーとして入社。秋田放送を退社後、2007年の参院選で初当選。一期務める。自殺問題、いじめ問題、性的マイノリティの人権問題、少年法改正、児童買春児童ポルノ禁止法、アニメ悪影響論への批判、表現の自由問題などに取り組んだ。ゲイであることをカミングアウトしている。著書に『LGBTの不都合な真実 活動家の言葉を100%妄信するマスコミ報道は公共的か』(秀和システム)。

撮影/武馬怜子

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LGBTパレードの歴史は決して綺麗なものではない

日本最大のLGBTQ+の祭典「東京レインボープライド」が、今年も4月19日から3日間にわたって行われた。会場となった東京・代々木公園にはLGBTフレンドリーをアピールする様々な企業のテントが立ち並び、当事者だけでなく多くの非当事者が訪れた。

30周年となる今回のテーマは「変わるまで、あきらめない」だ。1994年にわずか50人で始まったパレードは今や1万5000人を超える規模になり、3日間の総参加人数は27万人に上った。メインステージでは、この30年間を振り返るトークショーが開かれ、それぞれの時代の主催者が当時を懐かしんだ。

しかし筆者たち古参のゲイは、LGBTパレードの歴史がそんな綺麗なものではないことを知っている。

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