PR
PR

ミソジニー・オブ・ザ・イヤーは性犯罪を矮小化する

社会
社会
PR
PR

リベラル界隈の人はノミネートされない?

リベラル界隈の著名人がノミネートから外されていることもツッコミポイントの一つ。最たる例が、元共産党の千葉県委員会書記長の大西航さん。大西さんは女子大生の自転車の前カゴに脅迫文を置き、サドルに体液を付着させ、また女子トイレで盗撮を行うなどして逮捕されました。ガチの性犯罪者を「ミソジニー」とくくることの是非はともかく、性犯罪者もノミネートされているラインナップからすると、当然大西さんはノミネートされてしかるべきでしょう。単にこの主催団体MenWithWomenの人たちにとって、嫌いな人を選んでいるだけ、と疑ってしまいます。ちなみに、FAQによると、

通報チームが発足したのは2023年の夏ごろですので、2023年前期に関しては情報の収集が不十分である可能性は否めません。

とのこと。大西さんが逮捕されたのは今年上半期なので、単純に漏れただけなのかもしれません。

PR

「あるべき男性像」という言葉への違和感

さて、このホームページの「『#MenWithWomen』とは」というページによると、2つのビジョンを掲げているそうです。

ジェンダー平等社会にふさわしい男性になろう!
そのような男性を「あるべき男性像」として広めていこう!

「あるべき男性像」……なんとも違和感ある言葉です。旧来の男性らしさ、女性らしさから自由になろう、というのが近年の流れだと思いますが、完全に逆行しています。家父長制的な男性像を否定して別の男性像を唯一無二のものとして押し付けるのであれば、本末転倒なのではないでしょうか。この言葉を女性に置き換えてみると、

そのような女性を「あるべき女性像」として広めていこう!

となりますが、こんな性の役割の固定化を今の時代に主張している人がいたら非難轟々ですよね。

叩き返してきそうなインフルエンサー(筆頭は論破王ひろゆきさん)はノミネートから外しているのでは、という指摘もあります。その辺りは定かではありませんが、ノミネート理由がよくわからない人も含まれるこのラインナップだと、もっと選ばれるべき人がたくさんいる気はします。

タイトルとURLをコピーしました