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松本人志の活動休止劇は計算ずくの美学!? 擁護派も批判派も掌の上で転がされているだけ

社会
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松本さんは言うまでもなく、日本を代表するコメディアンです。現役のトップ芸人であるだけでなく、現在のお笑い文化を築き上げた存在という意味で、日本の歴史上でも唯一無二のお笑い芸人と言っていいでしょう。そんな天性の芸人であれば、自身の芸人としての終わりの時をかっこよく終わらせるよりも、笑える、みっともなく終わらせる、それこそが芸人なのだ、という矜持があったとしても不思議ではありません。お笑い芸人という存在に誰よりも誇りを持っているであろう松本さんは、同じ芸能人というカテゴリーの中でも、俳優やミュージシャンではなく、お笑い芸人だからこその引退をしたかったのではないでしょうか。

事実無根と言ったかと思いきや、飲み会があったことを認めて墓穴を掘ったり、ワイドナショーに独断で出ると発表して、出られなかったり……この一連の間違ったとしか思えない対応は、芸人としての最後を滑稽に演出したいからこそ、あえて選んだのではないでしょうか。

そうでなければ、あまりにも対応が杜撰すぎますし、逆にわざとツッコミどころの多すぎる対応をしたのだと思いえば、すべてに合点がいきます。

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あえての行動だと思えばすべてに合点がいく

例えば、『ツマミになる話』にて、もし文春砲に突撃されたら「全部その通りです」と認めると豪語していたのも、その状況になった時に、よりみっともない対応になるようあえて言っていたことになりますし、昨年12月に放送された『まつもtoなかい』で松本さんがビートたけしさんに、「自分にはたけしさんのようなスキャンダルがないことがコンプレックスだ」という趣旨の、あまりにもタイムリーな吐露をしていましたが、それも今回のスキャンダルへのフリのためにあえて言ったように思えてきます。

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