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咲村良子×柴田英里「水着撮影会中止はむしろ女性の権利を侵害している」

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咲村 そういう環境でやるのが業界の常識だから、私たちグラドル関係者は、一体何を騒いでいるんだろう? って困惑してましたよ(笑)。

柴田 具体的に事件や事故が起きて、そこで外部からの問題提起ということなら分かるんですよね。でも、普通に運営しているだけなのにいきなり中止になった。そうなること自体がおかしいですよね。

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衣装はグラドル自身が個性の表現として選んでいる

咲村 グラドル業界の中では、水着撮影会ってかなり大きなイベントなんです。グラドル以外にも、地下アイドルの子たちも水着撮影会に参加するんですけど、彼女らの中では大規模な水着撮影会に出演できることが1つのステータスになっています。中止になったことによって、初めて出る予定だった子たちが泣き崩れたって話を聞きました。

柴田 大規模な水着撮影会では、たくさんの人に見てもらえて自分のファンを増やす絶好の機会になるわけですよね。だから、仕事のチャンスに繋がる貴重な機会を奪われるのは、かなり辛いものがあると思います。

咲村 だから女の子たちは、むしろ中止されたことを嘆いているくらいです。今回の騒動では過激な衣装が問題視されていますけど、別にいやいや着せられているわけではなくて、基本的に女の子たちが自分で選んで着ているものなんですよ。

柴田 あっ、そうなんですか?

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咲村 今の若い子たちは、露出度が高めの衣装に対しても抵抗感が低くなっていて。私から見てもそれ着て大丈夫? って思ってしまうような過激な衣装を着ている子もいますが、本人がそれを可愛いと思って、自分の個性の表現として選んでいるから、それを外から否定するのはおかしいかな、と。

柴田 水着撮影会を叩いている人って、本当は嫌なのにセクシーな水着を無理矢理着せられてるっていう先入観を持ってますよね。別に、当事者のグラドルたちがそう言ってるわけでもないのに。

咲村 そもそもグラドル業界って生存競争が厳しい世界なので、いやいややって人気が出るような甘い世界ではありませんからね(笑)。昔は露出を過度にすれば売れたかもしれないけど、今はそんな時代ではありません。本人が自分の個性を出して積極的に表現していかないと売れないし人気も出ないです。

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