実際、悠仁さまが人前できちんと話すことができるのかを不安視する声も多く、無責任に期限を延ばして本当に成年会見が実現するのかが懸念される。そうであれば東大など初めから見合わないということになるが、進学先の筑波大学も決して易しい大学ではない。週刊誌では、悠仁さま自身も1日に7~8時間ほどの受験勉強をする日々を過ごし、かなりの努力を重ねて入試準備をしたと報じられている。進学が決まって一安心したいところだが、実はこの後も大きな課題が残されている。
「秋篠宮邸から筑波大学がある茨城県まで通学されるのであれば、通学ルートをカバーするために警視庁と千葉、埼玉、茨城の各県警が協力して警備体制を整える必要があります。そして往復には宮内庁の車馬(しゃば)課の職員が担当します。悠仁さまが現地でお勉強するために、県警関係者も含めて毎日20人から30人がかりで協力しないといけない。それはあまりにも費用がかかりすぎるだろうという批判もありますが、皇族なら仕方ない部分はあると思います」
そこまでして秋篠宮邸から通われるのであれば、セキュリティ面も考えて、筑波大学に通いやすい立地でお住まいを1つ借りた方がいいのではないかということも当然議論に上がってくる。
「その場合は、家事支援のスタッフも配置した上で1人暮らしということになるでしょう。実際、過去に秋篠宮さまが留学した際にもかなりしっかり体制が組まれていました。文系であればオンライン授業で対応可能な部分もありますが、悠仁さまの専攻は理系なので、実習科目も多くあります。実際に筑波大学では、実験の科目が1年生から設置されており、あまりスポーツを積極的にやられていない悠仁さまの体力で大学に通い切れるのかということが懸念されます。紀子さまは本当に直前まで『どうしても東大』とこだわっていらっしゃったので、ようやく折れて筑波大学にしたかたちです。おそらく通学に関わる問題にまで秋篠宮夫妻も深く考えていなかったのではないでしょうか」
眞子さまご夫妻が戻ってくる?
そして、悠仁さまが成人するにあたり、しばしば話題に上がるのが眞子さまご夫妻のことだ。
「悠仁さまの成人式を前にして、眞子さまご夫妻がお祝いのために戻ってくるのではという話もあります。しかし、眞子さまは先日、101歳で逝去された三笠宮妃百合子さまの葬儀にも来られなかった。皇族は一般人の親戚付き合いに比べて、濃密な関係が伝統的に重視されています。天皇と皇后は葬儀には出席しないというしきたりがありますが、お悔やみの場には必ずいらっしゃる。ですから、葬儀にも来られなかった眞子さまがお祝いの席に出てくることがあるのかというと、それは疑問です」
眞子さまとともに注目されるのが、配偶者でありアメリカで生活をともにする小室圭さんの近況だ。ドナルド・トランプ氏の大統領就任が小室圭さんのアメリカ生活に影響を及ぼす可能性があると篠原氏は指摘する。