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陥没の八潮は日本一住みたくない街だった

社会
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「木造2階建て。家族3人が住むには十分だろ」
「駅も綺麗だったし、3階建てのショッピングモールがあって便利よね」(妻)

八潮駅にはスーパーや飲食店、衣料品店、書店、クリニックなどが入っているショッピングモールあり。

「お父さん、川を見に行ってみようよ」(息子)

土手に出た家族。

名産は枝豆でグルメはハラール

「この川って水面がすごく近くない?」(息子)
「ん? 確かに。この堤防、低くないですか?」

「洪水の危険があったときは近くに排水機場が2つあるので大丈夫です。ちなみに駅側の排水機場横の川をちょっと上ると『六木水の森公園』という八潮市民憩いの場所があって、散歩にいいですよ」(不動産屋)

その公園、足立区の施設で、八潮市のものではない。

「公園もちゃんと整備されていて、やっぱりいい街だな。八潮市って」

だから、その公園、八潮市のものじゃないから!

「よし、ここに決めた!」八潮のヤバさにまるで気づいていなかった八嶋八郎とその家族であった。

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昨年4月から八潮で暮らし始めた八嶋家。8月酷暑の通勤電車内に八郎はいた。

「『八潮駅は秋葉原行きの始発がありますから、着席通勤チャンスです!』とかあの不動産屋は言っていたけど、始発なんて30分に1本あるかないかじゃねぇかよ。しかも全部各駅だし。快速は満員必至でクーラーガンガンでも汗だくになってんだけど!」

2019年の八潮駅における1日平均乗降人数は約5万人。人口約9万人の半分以上が電車に乗る以上、通勤通学帰宅ラッシュを避ける術なし!しかもTXの運賃は割高で、八潮駅から秋葉原駅までの片道料金は480円。

1カ月の通勤定期券は1万6950円で、職場の交通費支給額を超える可能性大!

「都内に働きに出ている妻もこの満員電車で帰宅となれば、今日も夕飯を作る気などないだろうなぁ……またチェーンかラーメンかハラールの3択かぁ……」

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