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今話題の「ReHacQ」について語ろうか:箕輪厚介「今月これに感謝」 連載14

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YouTubeなどの動画配信でもいいし、SNSでやってもいいし、なんならその人とトークライブをやったりするのもアリだ。

「人の考え方を世に出す」仕事として捉えるならば、メディアプロデュースやコンサルなども含まれてくるだろう。

そういう意味では、今の時代は目的に忠実にやろうとすればするほど「これもできる」「あれもやりたい」となるのが当たり前な気がしている。

昔はそれこそ、一度その会社に入ったら、ずっとその会社で働く、という概念が強かったが、今はどちらかといえば、個人の時代。自分の価値を上げようとすると、自然といくつかの職業を横断するようになるんじゃないかな。それに、いろんなことをやったほうが掛け算になって、相乗効果が生まれることも多い。

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「お百姓さん」って言葉があるけれど、元々は農家の意味ではなく、百個の仕事をする、何でも屋さん的な意味合いがあったという。今の時代も、徐々に個人がなんでもやる社会になっていくのかもしれない。

1つの会社でずっと働くという仕組みは、高度成長期には適していたのかもしれないが、人類史的に俯瞰して見ると、むしろ、その時代が特殊だったのかもしれない。

今はまだ少し早いけれど、20年後くらいには、そんな感じで回顧される可能性も、全然あるんじゃないかな。

 

初出/実話BUNKAタブー2025年6月号

PROFILE:
箕輪厚介(みのわ・こうすけ)
1985年東京都生まれ、早稲田大学卒。2010年双葉社に入社。広告営業などに携わった後、編集部へ。『たった一人の熱狂』見城徹/『逆転の仕事論』堀江貴文などを手がける。2015年幻冬舎に入社、書籍レーベル「NewsPicksBook」を立ち上げ、編集長に就任。『多動力』堀江貴文、『日本再興戦略』落合陽一、2019年に一番売れたビジネス書『メモの魔力』前田裕二など次々とベストセラーを手がける。自著『死ぬこと以外かすり傷』は14万部を突破。クラウドファンディングにて1000万円を集め、雑誌『サウナランド』創刊。様々なブランドとコラボレーションをおこなったり、各地でサウナランドフェスを開催。2021年のSaunner of the Yearを受賞。

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