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選挙に勝てず批判されまくっても、石破が退陣しない本当のワケ

社会
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マスゴミも石破おろしに加担

 もう一つ、続投問題そのものではなく、こちらは自民党というよりは永田町のマスコミの醜態をさらしているのが、石破首相に関する一連の報道内容だ。

《石破総理退陣へ》

 7月23日、そんな大見出しの全国紙号外が都内で配られた。一番驚いたのはそれを手にした通行人ではない。石破茂首相本人だった。

「退陣なんてひとことも言ってない」

 石破首相は周辺に怒りを露わにした。

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 この日の午後、石破首相は、参院選で敗退し参院過半数を割った自公政権をどう立て直して行けばいいのか、自民党本部で、麻生太郎最高顧問、菅義偉副総裁、岸田文雄前首相の首相経験者の3人と会談した。

 1時間20分の会談後、石破首相はその中身をぶら下がり会見で記者団に説明した。

「強い危機感を共有した」

 ただ、この日《退陣》と打った号外をはじめ、それ以外の一部全国紙などもこの会談が一つの節目であり、ここで「退陣の方向が決まる」、「8月中にも退陣」などと記事にしていた。

 これに対して石破首相は記者団に、「(会談で)私の出処進退については一切話は出ていない。一部にそのような報道があるが、私はそのような発言をしたことは、一度もない。報道されているような事実は、全くない」と述べた。周辺にも、「退陣なんてひとことも言ってない。3紙が書いているようなこと自分は誰にもそんなことは言ってない」と憤慨したという。

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