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谷本真由美×松浦大悟対談 日本のLGBTやフェミニストは海外よりも圧倒的に生きやすかった

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松浦 変わり者ですよね。実は、トランプは国内のミスコンで初めてトランスジェンダーの方を出場させた張本人なんですよ。そもそも反LGBT派ではないんです。ただ、いまはLGBT界隈の人たちの様子がちょっとおかしくなっているから、対処に追われている状況なのかなと。というのも、本来ノンケの女性なのに「ひょっとしたら私もトランスジェンダーなんじゃないか」って些細なことで勘違いしちゃって、勢いのままに手術をして胸を切除したりってことが続出してしてるんです。それをなんとかやめさせようというので、トランプ大統領が、「性別は男と女しか、2つしかない」とはっきり明言したという経緯があります。

谷本 トランプさんのその発言に至る経緯、よく理解できますね。イギリスでも、「自分はトランスジェンダーかも」ってすぐにホルモン治療やら性適合手術やらを受けちゃう中高生が続出してるんですよ。子どもだから健康リスクも何もわかってないし、親も止めたいのに、子どもの反発が止まらないし、「バイト代で勝手に手術を受けちゃうからどうしようもない」って。中高生のそういう求めに応じちゃう闇医者もいるそうです。

松浦 逆に、子どもがトランスジェンダーだと喜ぶDQN親なんかもいるとか。

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谷本 いますね。特にヨーロッパやアメリカの中の上くらいの層のご家庭。だいたい旦那は金融やIT系で稼いでて、奥さんは専業主婦。そうした家庭同士で、どちらの子どもがよりユニークかをなぜか張り合うんです。で、何か人より特別なものに寛容であることをアピールしたいから、「私の娘、レズビアンなの」なんて聞いてもないのに言ってくるんですよ。ただのマウンティングですね。

松浦 そんなことだから、トランスジェンダーが増えていくわけですよ。実際、昔からLGBTの数は変わってないのに、勘違いしている異性愛者が増えているから、全体的に数が増えているように見えるだけだと思いますよ。

谷本 活動家に乗せられちゃってね。もっと闇が深いのは、LGBT活動家に踊らされた若い世代が、ほかの左翼系活動にも勧誘されていくこと。「LGBT運動をしてるってことは、要は多様性が大事って思想でしょう? そうなると、環境の多様性だって同じように大事だと思わない?」みたいな感じに、ほかの活動家の餌食にもなっていく。

松浦 別の問題なのに「連帯しましょう!」と熱く言われたら、その気になっちゃうんでしょうね。逆に問題をこじらせていくような気もします。

もし日本に移民が大量に来たら

松浦 僕は今、8月末に話題になったアフリカの国のホームタウン認定問題も気になってるんです。日本国内の4つの自治体を、ナイジェリアを含むアフリカの国の「ホームタウン」に認定するJICA(国際協力機構)主導の交流事業において、「移民を定住させる」などの誤解に基づいた情報が広がった結果、ナイジェリア政府はその発表をホームページから削除してましたね(編集部注…JICAはその後事業の撤回を発表)。

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