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オアシスとおとぼけビ~バ~、海外バンドの前座問題:ロマン優光連載363

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前座いらないというのはファン心理としてはわからないでもない。長いキャリアのバンドには、そのバンドにしか興味がないファンが多くついているものである。

ただ、それならオープニングアクトを観なければいいだけの話である。場所取りが発生するオールスタンディングのライブならともかく、指定席のライブなのだから、それで何の不都合も生じないはずだ。

それだけですむ話なのに、名指しで文句を言ったり、メンバーのアカウントに文句を言うのはさすがに何かが欠落している。

文句を言うならば、オープニングアクトを付けることにしたプロモーターもしくはオアシスにだろうし、バンドを決めたリアムに文句を言うべきだ。

オープニングアクト付けるぐらいならオアシスにもっとやってほしいとか言っても、オープニングアクトがあろうがなかろうがオアシスの演奏時間はかわらないだろう。

オープニングアクトが付いたせいで終了時間が変わって予定が狂ったと文句言うなら、それもオアシスかプロモーターにいうべき話でしかない。

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日本のバンドというだけで拒絶

海外バンドのオープニングアクトに主催者側の都合で国内のなんで一緒にやるのかわからないようなバンドがでて、会場が荒れるということが、最近は知らないが昔はよくあった。メインである海外バンドのあずかり知らないところでバンドが決まり、バンドの姿勢的にも音楽的にも繋がりのないバンドが出ても、それは荒れるというものである。

海外バンド側の希望でオープニングアクトに選ばれたバンドが会場で受け入れてもらえない問題についてはどうだろう。

海外バンド至上主義の客が日本のバンドであるというだけで拒絶するということがある。90年代にボアダムスが海外で高い評価を受け、国内でも逆輸入的に評価が高まるということがあるまで、今でいうオルタナティブなシーンでも日本のバンドというだけで拒絶する人はわりといたものだ。最近はさすがにそういう人も少なくなったと思うのだが。

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