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国光あやの外務副大臣の事実無根な発言に「厳重注意」:ロマン優光連載370

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森友学園をめぐる財務省の公文書の改竄の問題を取り上げ、赤木俊夫氏が自殺する前日に小西議員と同じく立憲民主党の杉尾秀哉参議院議員の二人が彼をつるし上げたと、自殺の原因が二人にあるととることのできる内容の記事を門田隆将氏が書いて『産経新聞』が掲載したことがあったが、二人が赤木氏のもとを訪れたことすらなく、全くのデマであった。

結果として産経新聞社と門田氏は二人に訴えられ、計220万円の損害賠償の支払いが決定。

また、その記事を要約し拡散した約17万人のフォロワーを持っていた「Dappi」という匿名政治アカウントも小西議員らに開示請求されることになった。

Dappi」は自民党や維新の議員を賞賛する一方、立憲民主党や共産党の議員への誹謗中傷や批判、デマの拡散をおこなっていた匿名アカウントだが、小西議員らの開示請求によって、自民党と取引のあったウェブコンサルティングを業務とする東京都内のIT会社・ワンズクエストからそれらが投稿されていたことが判明。

投稿者個人の特定はされなかったものの、その後の民事裁判で投稿は会社の業務によるものであるという判断がくだされ、ワンズクエストと代表は二人の議員に対して計220万円の損害賠償をすることになった。

内容に問題があるのは大前提として、悪く言うとウケるからといって、このような人を相手にあんな発言をしたらどうなるかぐらいわかりそうなものだが。現在、小西議員は国光副大臣に対して民事訴訟だけでなく、刑事告訴も検討していると発言しているが、その可能性を国光副大臣は考えなかったのだろうか。危機管理能力に問題があるというしかない。

色々な面で、彼女の政治家としての資質に疑問を持たざるをえない出来事だったし、この人をそのままにしておくことは自民党にとって益のないことではないだろうか。

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