事務所側の報道陣に対する声明をみてみよう。
アドリブの件、文春記事のいう一回目の楽屋訪問の後に決められたレギュレーションの件に関しての説明に関しては文春記事と内容は同じであるが、一度目の楽屋訪問については触れていない。また、佐藤の言動がハラスメントにあたるものでないことを専門家から確認してもらったということが書かれている。
顎に触れたアドリブに関して、
“この接触が問題となるとは思いもよりませんでした。”
と、佐藤サイドの心情に触れていたり、
“佐藤は上記で決められたレギュレーションを守り、1話を撮り終えて出来上がった完パケを観て、素晴らしい出来だと感じました。そして、今後の撮影のためにもわだかまりを残さない方がいいと思い、橋本氏を労う意味も込めて橋本氏の楽屋を訪れました。そこにはスタッフの方もおり、3人が在室する状況の中で、俳優同士の会話として、橋本氏の演技が素晴らしかったと感じたことを伝えました。そして過去の心の傷は最大限、尊重されるべき社会だと心から思うが、トラウマがあって夫婦役を演じるなら先に状況を相手に共有すべきである事、その状況が続くなら俳優を続けるべきではないのではないかと僕個人は思います、と伝えました。この日、橋本氏は、佐藤が退室するときも笑顔でした。”
と二度目の楽屋訪問の際の発言意図と佐藤側から見た情景が述べられている。
17で触れている、文春記事に書いてあったような橋本への態度については一切触れられていない。
フジテレビの声明では、
“本件は、プライバシーに関わる事項であり、関係者の二次被害を防止する観点から、当社から詳細を申し上げることはできませんが、当社から男性俳優の言動について、厳重注意を行うとともに、再発防止を求めたことは事実です。なお、当社としては、男性俳優が撮影中に女性俳優の顔に触れた点を問題として捉えているものではありません。男性俳優が、女性俳優が演技上の制約を有することになった経緯を認識しながら発した言葉等が、外部弁護士による調査において問題視されたことを受けて、当社は、「フジ・メディア・ホールディングス グループ人権方針」に則って、これまで適切な環境調整や関係者への配慮・保護に努めてまいりました。”
とある。
