ロマン優光

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『あの子もトランスジェンダーになった』発売中止騒動を考える:ロマン優光連載269

269回 『あの子もトランスジェンダーになった』発売中止騒動を考える 2024年1月24日にKADOKAWAから発売される予定だった『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』(著・アビゲイル・シュライアー/監修・岩波明/訳・村山美雪、高橋知子、寺尾まち子)が発売中止になった。 未成年の性...
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アイドル性とはなんなのか:ロマン優光連載115【2018年8月10日記事の再掲載】

115回 アイドル性とはなんなのか 普段、アイドルを好きな人同士で話してると、感覚的な部分を互いに共有しているために、ちゃんとした定義を言語化しないまま使っている言葉というのが多々あります。 「アイドル性」いう言葉もその一つです。 そういう文化圏の外から見ると何をもって定義付けているのか意味不明の場合もあるでしょう。先...
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アイドルの「いい下手さ」とは:ロマン優光連載113【2018年7月13日記事の再掲載】

113回 アイドルの「いい下手さ」とは アイドルを音楽という側面から考えてみると、それは不思議な存在であって、ボーカリストとして技術的にちゃんとしていることが必ずしも求められているわけではない。 歴史を振り返って考えてみるに、現代のアイドルの雛型的なものが生まれた'70~'80年代、芸能の世界で若いタレントを使って商売...
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北野武監督作『首』は面白い:ロマン優光連載268

268回 北野武監督作『首』は面白い 『首』はすごく変な映画だった。これを受け入れられない人がいるのはわかる。この作品がいわゆる「映画」になっていないからだ。だから、本格的な時代劇・歴史劇や北野武映画を求めていた人の評価が低くなる場合があるのは理解できるというものだ。 ただ、個人的には面白かったし、興味深い作品だった。...
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陰謀論にハマる人:ロマン優光連載175【2020年12月4日記事の再掲載】

175回 陰謀論にハマる人 ある著名人が、全く彼と無関係な人々を、自分を監視し色々と妨害している秘密組織の一員と思い込んでいる様子が、自分のTwitterのタイムラインにRTで流れてきた。 これまでも似たような発言をネット上で繰り返してきた彼。 薬物による逮捕歴があることから、薬物使用を疑うような声や、薬物の後遺症では...
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あの頃の創価学会:ロマン優光連載267

267回 あの頃の創価学会 1972年生まれの自分が初めて池田大作という人の存在を強く意識したのは小学校高学年から中学生くらいのころ、街中に貼ってあった池田氏と創価学会を糾弾する内容が書かれた貼り紙によってだった。当時自分が歩いていた街中の光景が朧気になっていく中で、これと横田めぐみさんの消息を求める貼り紙はなぜか鮮明...
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私人逮捕:ロマン優光連載266

266回 私人逮捕 「私人逮捕」。これが担当編集氏からもらった今回のテーマなわけだが、私人逮捕それ自体について何か言うことがあるかというと特になにもない。 目の前でひったくりや痴漢が起き、被害者に「その人つかまえてー!」とか言われたら協力するかもしれないし、わけのわからない恨み言を叫びながら襲ってくる人間から身を守ろう...
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あのちゃんについて:ロマン優光連載145【2019年10月4日記事の再掲載】

145回 あのちゃんについて あのちゃんがゆるめるモ!を脱退するという報告を見た時、今後はアイドルと呼ばれるような領域での活動をすることはないのかな、という感想を抱いた。あのちゃんのような世界と折り合いがつけにくい潔癖な人が、アイドルという虚構の世界を守るためのある種の本音と建前が横行する場で5年以上活動をしてきたこと...
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『ゴジラ-1.0』を観た:ロマン優光連載265

265回 『ゴジラ-1.0』を観た 怪獣映画として最高だったと思う。そう、『ゴジラ-1.0』の話だ。 怪獣映画としてというか、ゴジラ映画として最高だった。圧倒的な迫力の怖いゴジラが人間を殺しにくるのだから、ゴジラの主演映画としてなんの不満があるだろう。 人間ドラマ部分に対して、一般的に評価があまりかんばしくないのは確か...
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伊藤博文はテロリストか:ロマン優光連載264

264回 伊藤博文はテロリストか 薩摩・長州・土佐の出身者を中心に、明治の元勲と言われるような人の中には幕末に志士として活動していた際に徳川幕府政権に揺さぶりをかけたり外国人を排除するためのテロ行為に関与していた人間がいるというのは歴史上の事実である。 伊藤博文もその例にもれず、尊皇攘夷派の志士として英国公使館焼き討ち...
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ASKAのBUCK-TICK櫻井敦司死去に関する発言について考える:ロマン優光連載263

263回 ASKAのBUCK-TICK櫻井敦司死去に関する発言について考える 突然の訃報に気持ちが整理できないまま友人と話していた。いや、他の用事があって連絡をとったのだが、自然とその話になってしまった。自分でも意外なくらいショックを感じてた。そうかといって、自分くらいの想いしかない人間はSNSで追悼の弁を述べるのは違...
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「暇アノン懺悔録」について:ロマン優光連載262

262回 「暇アノン懺悔録」について 小川たまか氏によるインタビュー 『【暇アノン懺悔録】「暇アノンの姫」だった40代男性』(全4回) を興味深く読んだ。 Twitter(現X、以下同)上のフェミニスト、フェミニズム的な言説に対する反感に端を発した、暇空茜を名乗る男性によって起こされた一般社団法人Colaboや代表の仁...
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埼玉のトンデモ条例で話題となった埼玉県議・田村琢実とは?:ロマン優光連載261

261回 埼玉のトンデモ条例で話題となった埼玉県議・田村琢実とは? 10日、埼玉県の虐待禁止条例の改正案が自民党埼玉県議団によって撤回された。 多くの人によって非難されているように、小学校三年生以下の子供だけで登下校、留守番(兄弟の中に高校生がいても)、公園で遊ぶなどさせることが虐待と見なされてしまう、子育ての現実と遊...
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NGリスト:ロマン優光連載260

260回 NGリスト 性加害問題に揺れるジャニーズ事務所の記者会見で記者の「指名」に関するNGリストが存在していたことが発覚した件だが、色々と驚かされた。いやー、あんな見つかったら騒動になるようなものを会場で無防備に持ち歩いている危機感のなさがわからない。やる気がなかったのだろうか? 今、この原稿を書いている時点で自分...
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ビートルズと「NewJeansおじさん」:ロマン優光連載259

259回 ビートルズと「NewJeansおじさん」 ビートルズにはとても似てるとは思えない画像に 「写真良すぎる。マジで初期のビートルズみたい」 というキャプションをつける大喜利ポスト。 X(旧Twitter)でそういうものを何度か見かけ「なんだろう」と思っていたら、編集氏からのメールで謎がとけた。 あれは映画・音楽に...
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