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人権賞受賞Spring「セカンドレイプの町」と罵った草津町への謝罪が的外れ

社会
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草津町を「レイプの町」などと罵った一般社団法人Springが「第38回東京弁護士人権賞」受賞。これに反発が強まりSpringが謝罪するに至りました。しかしこの謝罪文、読んでみると本当に真摯に反省しているのか不安になります。
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「レイプの町草津」と主張したSpringが謝罪

東京弁護士会が11月27日「第38回東京弁護士人権賞」に、一般社団法人「Spring」を選んだと発表しました。このSpringという団体はホームページによれば、

私達、一般社団法人Springは性被害者当事者が生きやすい社会の実現を目指す当事者団体です。性暴力に遭った被害者の多くは沈黙を強いられ孤立し、生きづらさを抱えています。このような日本の現状をなんとかしたい。私たちのことを、私たち抜きで決めないで欲しいーー すべての人の性的安全・性的健康が守られる日本を作るために性被害者当事者の声を、政策決定の場に届けています。

という団体だそうです。

で、この団体の人権賞受賞が発表されて、ネット上では反発の声が広がっていました。なぜなら、この団体は、2020年12月11日に性被害を訴えた元草津町議の新井祥子氏がリコールされたことを受けて、新井氏への連帯を表明。代表者が草津町を「レイプの町草津」と表現するなどして、草津町長や草津町を批判した過去があったからです。

虚偽のレイプ加害により草津町長を告発した、新井祥子氏。

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しかし、その後、新井氏の性被害は虚偽申告であることが判明し、新井氏もそれを認めました。なのに、草津町を「レイプの町」とまで罵ったこの団体が人権賞を受賞したことに反発の声が多く上がったというわけです。

この反発の声の高まりが無視できなくなったのか、Springは12月5日、「草津町フラワーデモに関する当団体の見解について」と題した文章にて、下記のような謝罪文を発表しました。

 現在、2023年11月15日の報道によれば、草津町町長によるレイプ被害を訴えた元草津町町議の女性自身がレイプ被害の訴えが虚偽であったことを認めるに至っており、虚偽のレイプ加害を訴えられた草津町町長黒岩信忠様におかれましては、この間の心労・苦痛はいかばかりであったかと存じます。性暴力の虚偽の訴えは、名指しされた方の人生を大きく狂わせる人権侵害であり、そのような人権侵害行為を行った元町議の女性に、当団体が連帯の意思を表明したことについて、ここに撤回し、ご迷惑をおかけした皆様に、お詫び申し上げます。
2020年12月当時、当団体の初代代表理事が「レイプの町草津」と表現しましたが、これについては初代代表理事自身が表現が行き過ぎていたとしてお詫びするとともに「セカンドレイプの町草津」と訂正しました。
しかし、元町議の女性がレイプ被害は虚偽申告であったことを表明するに至った現在では、「セカンドレイプの町草津」との表現についても行き過ぎた表現であり、草津町に住まわれる方だけでなく関係する多くの方を傷つける表現であったことを、当団体として率直に認め、これについて連帯の意思を表明したことについて撤回し、草津町町長黒岩信忠様及び草津町並びに関係者の皆様に対し、重ねてお詫び申し上げます。
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