日本プロ野球史上最年少完全試合達成! 世界記録となる13者連続奪三振!……だけじゃね? 記録にも記憶にも残ったのってあの試合だけじゃね? 未だに本気を出していない“令和の怪物”改め、“万年ダイヤの原石”の自己中伝説全記録大公開!!
MLBでもお決まりのサボり
散々、わがままを通して、念願の大リーグ入りを果たしたのに、制球が定まらないまま、ケガで離脱ってどういうこと? ねぇねぇ?
去る5月13日、ロサンゼルス・ドジャースに所属する佐々木朗希投手が「右肩インピンジメント症候群」で負傷者リスト入りした。
ていうか、インピンジメント症候群ってなに? 腱板と呼ばれる肩の筋肉が骨と接触するなどして痛みが生じる症状。軽症であれば1カ月ほどで運動を再開できるという。
実際に5月末時点で、すでにキャッチボールを再開しており、6月下旬の復帰を目指している。
投手の大谷翔平や山本由伸レベルの怪物だと鳴り物入りでデビューするもパッとしない登板が続いた末のケガという有り様。現地メディアは「関係者全員の期待を裏切る結果になった」とした上で「慌てる必要はなく、球団はプレッシャーを与えないよう、辛抱強く、彼の復帰を待ち続ける必要がある」と、彼を守るような記事を上げている。
うーん、なんかどこかで聞いたことがあるような。なんというか、既視感がエグいんですけど。
そう、日本の野球界は彼をずっと守ってきた。中学のときにケガをすれば名医を探して連れていき、高校ではケガさせまいと大事な試合で休ませた。
プロに入ってからもケガをしない身体作りに1年を費やし、デビュー後も登板間隔を十分に空けて、とにかくケガをさせないようにした。ちょっと痛みがあるといえば、離脱させて存分に休ませた。
その結果……。
令和の怪物はわがままモンスターに成り果てましたとさ。チャンチャン。
彼が自己中になっていく、その経緯を見ていこう。