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谷本真由美×松浦大悟対談 日本のLGBTやフェミニストは海外よりも圧倒的に生きやすかった

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国際派論客 “めいろま”こと谷本真由美さんと、ゲイを公言する松浦大悟元参議院議員。お2人に、海外におけるLGBT差別の現実や日本のフェミニズムの違和感を中心に、ざっくばらんに語り合ってもらいました。

PROFILE
谷本真由美(たにもと・まゆみ)
著述家、ITコンサルタント。シラキュース大学大学院国際関係論修士及び情報管理学修士、ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連専門機関情報通信官、投資銀行などを経て、現在はロンドン在住。日米伊英での実務経験。代表作に『世界のニュースを日本人は何も知らない』シリーズ(ワニブックス)。Xアカウント@May_Roma

PROFILE
松浦大悟(まつうら・だいご)
広島市出身・秋田市在住。ABSアナウンサーとして活動後、2007年に参議院議員として政界入りを果たす。自信がゲイであることをカミングアウトし、表現の自由規制問題、いじめ問題、教育問題、地方情勢など幅広く活動中。主な著書に『LGBTの不都合な真実 活動家の言葉を100%妄信するマスコミ報道は公共的か』(秀和システム)。Xアカウント@GOGOdai5

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世界の“LGBT差別”の現実

谷本真由美(以下、谷本) 今日はよろしくお願いします。実は私、松浦先生の大ファンなんです。とくに著書にあった90年代の新宿2丁目の歴史についての話が本当に面白かった。

松浦大悟(以下、松浦) ありがとうございます! よく90年代はLGBTの暗黒時代だ、なんて言われますけど、実際はむしろ逆で輝いていたと思うんですよ。

谷本 そうそう。成人向けゲイ雑誌『Badi』も新たに創刊されて、『薔薇族』の部数を抜いたりと、勢いがありましたしね。

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松浦 影響力の強い女性誌『CREA』でLGBT特集が組まれたりと、世の女性が気軽にLGBTに憧れを抱く時代にもなっていましたよね。

谷本 ゲイ雑誌『薔薇族』の文通欄にある表現にも感銘を受けてましたね。内容はただ「素敵な兄貴募集」って感じなのに、文体が雅で美しくて……高校時代から読んでました。

松浦 当時の僕は、さすがに勇気が出なくて応募できていなかったですね。けど、かなり地方から東京に遠征してきて会ってヤッちゃう人も実際いたみたいですよ。

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