PR
PR

野球に興味ゼロな編集部員が夏の甲子園で観戦してみた

スポーツ
スポーツ
PR
PR
暑苦しい高校球児たちを堪能する夏の感動ポルノこと、全国高等学校野球選手権大会、通称・夏の甲子園。そんな甲子園に野球オンチが観戦に行った記事です ※本記事は2014年発売の実話BUNKA超タブーvol.4に掲載されたものです。

行った人:編集部員 東山:札幌出身の33歳(当時)。趣味は雑貨屋めぐり。筋肉と汗と日焼けが嫌い。老人と子供と小動物も嫌い。焼肉も嫌い。

PR
PR

地元・北海道のチームを応援に

こんにちは。編集部の東山という者です。今回、甲子園球場へ取材に行ってまいりました。ざっくり申しまして非常に不快な体験でした。二度と行きたくないです。というわけで、そのあらましなどをお伝えしたいと思います。

さて、今回なぜ僕が甲子園という遠隔地に出張しなくてはいけなくなったかというと「野球に興味ない奴に高校野球を観せてみよう」という、編集長の思いつきのせいです。そうです。僕は甲子園に興味がないどころか、野球自体に興味がありません。皆無です。だって坊主頭とか、お尻プリンっとか、ダサくないですか? ダサいのって悪ですよ?

ちなみに「プロじゃない子供の部活動を公共の電波で~」とか、「夏の暑い盛りに虐待に値し~」とか、「限界を超えた連投により選手生命が~」などといった高校野球バッシングの決まり文句はどうでも良いので触れない予定です。大人って若人がプレッシャーに押しつぶされそうになっているギリギリの姿を見物するのが大好きですもん。テレビの「初めてのお使い」と同じでしょう。

観た試合は「東海大四」対「九州国際大付」戦。せっかくですから僕の出身地である北海道の南ブロック代表の試合にしました。とはいえ、「東海大四」なんてマイナー高校、札幌のアーバンボーイである僕はぜんぜん知らんかったです。調べたら札幌の端っこにある感じでした。

対戦相手は福岡の「九州国際大付」。名前に「国際」とある学校はたいがい歴史も偏差値もしょぼいので、まぁ、そういう学校なのでしょうね、多分。

「さすが慶應」とは言い切れない慶應義塾大学出身の最低犯罪者たち
甲子園と高校球児にまつわるブラック事件簿
野球に興味ゼロな編集部員が夏の甲子園で観戦してみた
甲子園&高校野球を応援する奴が理解不能
鼻持ちならないファンが多いプロ野球チームランキング

みんな、これってボール見えてんの?

で、実際、甲子園球場に行ったんですよ、というところからあらためて話を始めます。

ていうか甲子園って兵庫にあるんですね。知らんかったです。毎年全国大会やってんだからもっと本州の真ん中あたりに(静岡とか?)作った方が効率いいんじゃないですかね。

とりあえず甲子園に着いた僕はチケットを買う列に並びます。すると前に並んでる男子中学生が言います。

「なんかさ、甲子園~って感じの匂いがするよな」

なにそれ、超ウケる。で、40分。ウキウキ顔の行列客たち以上に、使命感に燃えちゃってる系の行列整理スタッフの方がずっとウザかったですが、やっと「三塁側自由席」なる席のチケットが買えました。

入場。客席に向かいます。

騒々しい警備員たち。見るからに元気すぎて暑苦しい。

タイトルとURLをコピーしました