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宇都宮LRTの女子高生イラストを「性的だ」と批判するツイフェミの無茶苦茶な主張

社会
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当然ながら下着が出ているわけではありませんし、数年前に同じようにツイフェミの人々が大批判を行った「宇崎ちゃん」騒動のような著しい巨乳が描かれているわけでもありません。お腹が見えているということを批判している人もいますが、お腹が見えている服装をしている女性って割と一般的では……。

あと、下着が見えそうなスカートの短さを指摘する声もありますが、これって二次元描写では普通なのではないでしょうか。例えば、古くはセーラームーン、現代ではプリキュアに登場する主人公たちのスカートも相当な短さです。ではこれらの作品が性的な眼差しで見ているであろう男性をターゲットに作られているかといえば、もちろん違います(成人男性ファンも多少いるでしょうが)。ターゲットが女の子であることは言わずもがなで、そんなプリキュアを好きな女の子たちがプリキュアを性的な眼差しで見ているかといえば、わざわざ書くこともバカバカしいですが、もちろん違います。つまりターゲットが誰であろうと、二次元キャラにおけるスカート丈はこのくらいであるのがデフォルトなのです。

上記で挙げた批判の声の一つに、「こんな女子高生いねえよ」とありましたが、そう思うのであれば、まずは多大な影響力を持つプリキュアを批判するべきではないでしょうか。「こんな女子高生いねえよ」って。

ちなみに、イラストを描いた漫画家のツイートによると、

「キャラクターの服装についてですが、スカート丈、上着の丈、水着の表現、また太ももの太さ等についてはご依頼主さまのご希望を反映させて頂いております」

とのこと。それから、この漫画家は女性。過去、レースクイーンの仕事をツイフェミが批判したり、AVを批判したり、水着撮影会を批判したり、女子高生によるエッチめのイラストを批判したりするなど、女性が女性の仕事を奪おうとする光景はよく見られましたが、今回も同様の構図です。

このイラストに対して、

女性を性奴隷としてしか見れない奴が描いた服装 こんなん着るやついねえよカス

と批判するツイートもありますが、少なくともイラストを描かれた漫画家さん自身が女性ですし、女性を性奴隷としては見ていないのではないでしょうか……。

とはいえ、今回の女子高生イラストへの批判をざっと見ていても、あまりに稚拙な内容が多く、これはガチフェミニストによるものではなく、ツイフェミのイメージを今よりさらに下げたいアンチフェミニストがツイフェミのフリをして、あえて的外れなことを書いているという可能性もなくはありません。むしろ、こんな内容を本気で書いているいい大人がいると思いたくないので、アンチフェミニストの男性たちによる仕業だと思いたいです!

 

文/田崎寿司郎
写真/Twitter、「蒼空はるか 宇都宮産業PRキャラクター」(@aozoraharuka920)のツイートより

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