「ひろゆきの信者になるのは小学生だけ」だとか「ひろゆきは揚げ足取りが小学生レベル」だとか、小学生だから通用する論破力であるという心無い批判を見かけることがありますが、上記の米山さんの発言、小学生でも政治家としての仕事を「やりたい」と言っていることはわかるでしょう。小学生でもわかるであろことをひろゆきさんがわからないとは思いたくないですが、ひろゆきさんが、実は日本語をあまりわからないのではないか、と不安になってしまいます。
もちろん、ひろゆきさんが本当は、米山さんは仕事をやりたいと言っていることをわかっているにも関わらず、あえてわからないフリをして「女子大生とやりたいと思うのはご自由」「女子大生とやったんですか」と嫌みを言った可能性もないではありません。しかし、「論破王」の名をほしいままにする、日本中の誰よりも議論に強いとされるひろゆきさんが、そんな低レベルな嫌みを言うとは思えません。とはいえ、なぜか不可解にも、
「仕事はちゃんと誇りを持ってやってる」
という日本語を、
「一生懸命誇りを持って女子大生とやった」
と受け取ってしまったひろゆきさん。ひろゆきさんが米山さんに投げつけた日本語の理解力に疑義を呈する発言がまさにブーメランとなってご自身に返ってくることになってしまいました。ひろゆきさんには是非とも、今後日本語学習に邁進していただき、小学生がわかる日本語がわからないということがないよう精進していただき、さらなる論破王としての活躍に期待したいと思います。
文／田崎寿司郎
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