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2023年を振り返る:ロマン優光連載272

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一番衝撃を受けたアイドル界(自分が観にいってる範囲のアイドル界)の事件は「佐倉雅と平成墓嵐の和解」。次点は「東京ぴ炎(一期)のラストライブでメンバーもオタクも誰も泣いていないのにサポートメンバーの寝娘ちゃんが1人で号泣していたこと」。

今年の個人的アイドル楽曲のベストスリーは順不動で以下。

東京ぴ炎(一期)/酒・酒・酒
※東京ぴ炎(二期)のCDRに一期メンバーの歌唱で収録
タイムリープ/スローモーションたぶん(あんず・おわりバージョン)
※あんず、おわりのデュオ体制で出されたCDRに収録
FUZZBUZZ/wolfgang

番外として、

XOXO EXTREME/薔薇のΝεμεσιs (ネメシス)
※ワンマンライブの動画

今年の後半はライブを観たいアイドルが自分が観に行ける日にちや時間帯にライブをやってないことが多く、結果として現場に行くことが減り、『ミキストリ』を全巻読み直したりするような日が増えたが、来年は観たいものが観れる日にライブをやっていて欲しいものだ。タイムリープが活動休止中に新体制に変わってしまい、あんず・おわり体制を見ることができなくなってしまったダメージは大きいが。

国内もろくでもないことが多いが、外を見てもパレスチナのことをはじめ、ろくでもないことばかり。次のアメリカ大統領選も不安でいっぱいだが、来年は今年よりも少しでも良い年になってほしいものだ。

 

〈金曜連載〉

ビートルズと「NewJeansおじさん」:ロマン優光連載259
自分の一番好きなアイドルはTIFに出てない:ロマン優光連載251
あのちゃんについて:ロマン優光連載145
いまだに続く「恒心教」の連鎖:ロマン優光連載254

PROFILE:
ロマン優光(ろまんゆうこう)
ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『日本人の99.9%はバカ』『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。
twitter:@punkuboizz

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