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鈴木エイト×畠山理仁対談 裏金問題が噴出する今、選挙に行くべき理由

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地方選など誰に投票していいかわからない場合

──杉並区の実例のように自分たちの1票で政治を変えるためには、選挙の際にどんな基準で候補者を選べばいいのでしょうか。

鈴木 僕は、候補者の発言内容や政策をチェックしていますね。あとは、考え方が合わない政党には入れないとか。ちゃんと有権者の1票を生かすために、その点は毎回きちんと判断するようにしています。

畠山 実は選挙公報って候補者の主張がそのまま載っているだけなので、ファクトチェックがされてないんです。マニフェストや政策の実現の可能性についても明言していないから、耳障りの良いことだけを言って、その人が当選してもそれが実現されない可能性もあります。選挙で使うポスター写真も法律で規定がないんですよ。だから、20年前のベストショットを使っている人もいる。ひどい場合は、他人の写真を使っている人もいます。

鈴木 それってありなんですか。

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畠山 ありなんです。25年も取材していて、実際にいました。見た目で政治をするわけではないですが、自分と全く違うポスターを街中に張ってて平気な人なんだなっていうことは有権者に見てほしいです。自分の1票だからどう決めても自由ですが、ポスターと選挙公報だけで決めて本当にいいんですかってことは問いたいですね。

鈴木 ほんの少し候補者に会うだけでも、分かることがありますからね。

畠山 せめて10秒とか20秒でもいいから、 自分が入れようかなと思っている候補者は実物を見た方がいいと思います。だって政治家って4年間政治のことを任せる人だから。区議会議員選の場合、自分の1票で決まる税金の行き先は4年間で大体200万円分ぐらいなんです。4年間で2‌00万円の行方をどうするかということを決める議員を選ぶ貴重な1票なので、そう考えると簡単に捨てるには惜しいですよね。

鈴木 1票を捨てたら、自分の意思が政治に全く反映されなくなってしまいますもんね。

畠山 立候補した人の中からしか当選者は出ません。その中で一番マシだと思える人を選ぶっていう意識で選挙に向き合わないといけない。自分の考え方と完全に合う候補者なんていなくて当然です。なんとかベターな人を選ぶっていう感覚で1票を投じてもらいたいと思います。

 

構成/須賀小夜子
初出/実話BUNKAタブー2024年3月号

生配信中にスパチャが続出するなど大いに盛り上がった、本対談。記事に収まりきらなかった、政治や選挙や映画の裏話が盛りだくさんのアーカイブ配信をYouTubeで公開中

『コロナ時代の選挙漫遊記』(畠山理仁/集英社)
2020年3月の熊本県知事選挙から2021年8月の横浜市長選挙まで、新型コロナウイルス禍に行われた全国15の選挙を、著者ならではの信念と視点をもって丹念に取材した、“楽しくてタメになる”選挙エッセイ。

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