ゴールデンカムイを7巻までしか読んでないなんて本当にもったいない。無料公開がたびたびされているんだから、その時にでも読んでほしいと三宅氏も言っているのだけど自分も本当にそう思う。
自分も未だに友人と『花束』の話をしたりするし、本当に面白い作品だと思っているのだけれど、『花束』きっかけで重大なテーマの新書を一冊書き上げたりすることなんてできないだろうし、三宅氏は本当にすごいと思う。公開から何年も経ったというのに、こういうことが起こるとは、やっぱり『花束みたいな恋をした』という映画は何か特別なものがある。
画像/『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)(三宅香帆/集英社)
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PROFILE:
ロマン優光(ろまんゆうこう)
ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『嘘みたいな本当の話はだいたい嘘』『90年代サブカルの呪い』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。
twitter:@punkuboizz