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無能な小池百合子のほうが蓮舫より都知事にふさわしい

社会
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「確かに無駄といえば無駄ですし、2年で48億円の予算も妥当かどうかは疑問です。ただ、都の経済をまわすための観光振興策としては悪くないし、電通やネット上で問題になったCo
laboに多少の金が流れたとしても東京都の財政を考えればはした金です。法的に問題がなければ批判の根拠は薄いですね。左翼は『こんなパフォーマンスより都庁のすぐ隣にある新宿中央公園にいるホームレスに目を向けろ』と叫んでいるようですが、それこそ大半の都民の生活からはかけ離れた話ですしね」(政治部記者)

そう考えると選挙で最も批判の的になりそうなのはやはり前述した「学歴詐称問題」だろう。ただし、学歴詐称は公職選挙法違反となるがその時効は3年だ。今回の選挙でまた「カイロ大卒」と書いた場合は告発される可能性も出てくるが、少なくとも現時点では時効が成立していることになる。

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「事実がどうであれカイロ大学がはっきりと卒業の事実を認めている以上、公的に追及するのは難しいでしょう。それに過去の都知事選でも小池を当選させているわけですから、多くの都民はもう学歴詐称疑惑を問題視していませんよ。騒いでいるのは反小池勢力や左派など一部の人間だけ。彼らは『エジプト政府に弱みを握られることになるのは危険だ』と陰謀論めいた論理で危機感をあおっていますが、都政とエジプト政府が対立するような政治的課題などありませんからね」(前出・政治評論家)

だいいち、小池がカイロ大学を卒業したとされるのは48年も昔のことである。卒業していようがいまいが、現在の都政にとってはもはやどうでもいいことだ。

都知事に必要なのは自分では何もしないこと

こうして見ると、小池都政は多少の問題や無駄なパフォーマンスがあったにせよ、悪くなかったという評価をしてもいいはずだ。

そして小池都政の検証から見えてくるのは、東京都は現状のままで十分に豊かであるという事実だろう。実際、現在の東京ほど裕福な都市は世界でもそうはない。今年度の東京都の一般会計予算規模は8兆4530億円で、特別会計と公営企業会計を合わせた都全体の予算は16兆5584億円。これはスウェーデンの国家予算とほぼ同じ規模であり、しかもこの予算は前年比で着実に増加を続けているのだ。

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「近年はコロナ禍などもありましたが、都の財政は黒字で推移しているように何の問題もありません。東京都は何もしなくても毎年のように莫大な税収が入ってきますからね。いわば超優良な大企業のようなものです。実質的に東京都を回しているのは優秀な官僚で、実務は彼らに任せておけばいい。トップはお飾りでもいいんです」(前出・政治評論家)

過疎化が進む田舎や財政難にあえぐ地方都市であれば事情は違ってくるが、少なくとも今の東京に必要なのは「改革」ではなく、現在の都民の生活を維持できるだけの「安定」なのだ。

「確かに政治家にクリーンさを求めることは間違ってはいません。ただ、余計なことをして現在の安定を失うリスクを負うくらいなら、
余計なことをしないトップを選ぶというのが都民の選択なんです」(前出・政治評論家)

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