高市早苗首相の右腕的存在として注目を集めている、片山さつき。総理大臣と同じく〝女性初〟の財務大臣となった彼女だが、どうにも「やばい女」のイメージがつきまとう。彼女は一体何をやらかしてきたのか? これまでの問題を改めて振り返る。
財務大臣は上がりポスト?
11月13日の参議院予算委員会。国民民主党の榛葉賀津也幹事長が高市早苗首相と片山さつき財務大臣について次のように矛先を向けると、委員会室に笑いが灯った。
「日本初の女性総理のみならず、大蔵省時代からの日本初の女性財務大臣だ。今、このコンビはね、最強コンビと言われている。最強の強はね、最も強いというだけでなく、最も恐れられているという『最恐』。ネット上で、こう言われている」
すると、片山さつき財務相はさも嬉しそうに笑みを押し隠し、「総理にひたすらついていく」と応じるのだった。
この笑みの裏側にある片山の本音について政治ジャーナリストが分析する。
「過去の醜聞のせいで自分が総理大臣になれないことは彼女自身が一番わかっています。財務省出身の片山にとって財務大臣になるのは、いわば人生の上がりポスト。この日のために政治家になったと言っても過言ではなく、高市政権で大抜擢された嬉しさが体全体から放たれていました」
別の政治部記者は次のように喝破する。
「やはり、片山の恐竜ぶりは60歳半ばを過ぎても何も変わっていませんよ。やはり彼女の本性を見誤ってはいけない」
