3人の漫画家の発言が炎上したのは小学館を擁護したようにとらえられたからだが、それぞれちょっと違うところがあるし、共通している部分もある。
島本和彦氏の場合、彼は「マンガワン」の配信から作品を引き上げているという事実がある。それなのに擁護派だと思われてしまったのはなぜだろう。
黙っていれば高橋留美子氏と同じ扱いだっただろうに。
かなりの長文でありながら、事件自体に対する言及は少なく、SNS上で声をあげることとネットリンチを切り分けることなく否定的に言及し、いやな思いもしたことはあるが小学館にはいい人も多いということが長々と書かれている。
しかも文章がわかりにくい。
“それに対して暴言を吐いたり攻撃をかけることによるダメージ受ける人が、この件に関係なく立っている人の中にもいることを思うと「自分自身はこう考える」と言うメッセージも軽くは流せないなと思っています。”
というのは「配信停止しない人への攻撃を誘発する可能性があるから自分は軽く意見を表明できない」ということなのだと思うのだが主語がないし、「そういうメッセージ自体がよろしくない」という風にも読める。
“事件を起こした人や、それに関わった人は多くないし、意識的に隠そうとしていたわけではないと考えます。”
というのも、「N氏など少数の人間がかかわっているが、多くの人間が隠蔽工作に関わってはいないと思う」とも読めるが、「意図的に隠蔽されていたのではないと思う」とも読めるわけで。事実として意図的な隠蔽はあったため、後者の解釈をした人から批判を浴びることに。
どちらが正解かはわからないが、誤読は生む文章だと思う。
結局、そういった文章の下手さと漫画家や小学館の心配ばかりしていることで炎上したのだと思う。
意見の表明自体をあまりよく思っていないなら、わざわざこういうことを書かなければよかったのに。
相変わらずの森川ジョージ
森川ジョージ氏の場合はどうだろう。
事情説明と事件に対する意見、被害者に対する配慮の言葉が綴られた「J」の作画担当者の投稿を引用して、
“お疲れ様です。
言葉がありません。
自分も憤りを感じていますが大局がわかりませんので控えています。
ダメージの回復のため心身共に休んでいただけたらと思います。
出版社のケジメに期待します。“
と発言。
これが被害者に対する言葉がないこと、「大局がわかりません」を様子見していると捉える人がでたことから炎上。
以前にも連載で森川氏のことを取り上げたことがあるが、言葉の選択が適切でなく、デリカシーに欠けた発言やあまり調べず発言することも多いし、ズレた会話をしてしまう傾向がある人である。
今回も嚙み合っていないレスバを多く繰り広げていて、その一因としては相手側の誤読や事実誤認もあるが、リプに対する森川氏の解釈がなんかズレていたり、雑だったりするということにもあったと思う。
